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【仮想通貨】BNBチェーン(旧Binance Smart Chain:BSC)とは?特徴や仕組み、将来性についてわかりやすく解説。

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この記事では、BNBチェーン(旧Binance Smart Chain:BSC)について解説していきます。BNBチェーンは、世界的な取引所で有名なBinance主体で開発されたレイヤー1ブロックチェーンです。

BNBチェーンからは、著名なサービスが展開されており、主要なブロックチェーンの一つへと成長しています。この記事ではBNBチェーンについて徹底的にわかりやすく解説していきますので是非さいごまでお付き合いください。

また、BNBチェーン(旧Binance Smart Chain:BSC)についてまとめると以下のようになります。

  • ガス代や取引処理速度の点で優れいているブロックチェーン
  • 海外取引所で有名なBinanceが運営しているブロックチェーン
編集長
編集長

この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている資本主義の奴隷編集部が解説します

この記事でわかること
  • BNBチェーン(旧Binance Smart Chain:BSC)の概要や特徴を知れる
  • BNBチェーン(旧Binance Smart Chain:BSC)の仕組みを知ることができる

BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン:BSC)とは?

BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン:BSC)

Binance Smart Chain(バイナンススマートチェーン:BSC)は、イーサリアムやSolanaと同様のレイヤー1ブロックチェーンの一種で、チェーン上にdApps(分散型アプリケーション)を展開することができます(dAppsの解説)。

BNBチェーン上で展開されているアプリは、のちでも解説するPanceke Swapや1inch Exchange、tofuNFTなどの世界的に著名なものが多くあります。

ちなみに、2022年2月にBinanceSmartChain(BSC)から「BNBチェーン」へ名称が変更されています。

分散型アプリケーションとは?

スマートコントラクトが実装されたブロックチェーン上に展開されるアプリケーション。

また、BNBチェーンはガス代が低く、取引処理速度が他のブロックチェーンと比べて優れいています。ただ、これを実現できたのはイーサリアムやソラナと比べて、中央集権的な仕組みによって実現されおり、一部批判を受けることもあります。

運営者CZと運営企業

BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン:BSC)を運営している企業は、Binanceという企業が開発しているブロックチェーンです。Binance(バイナンス)とは、チャンポン・ジャオ(趙長鵬)CEOをトップとするバイナンスというブロックチェーンおよび仮想通貨取引所をはじめとする仮想通貨のインフラを提供する企業です。

チャンポンジャオ(CZ:趙 長鵬)

元々、香港に本社がありましたが、現在はマルタ島に本部を移しています。

Binanceが運営する取引所は、ユーザー数や月間取引高で世界でトップの仮想通貨取引所です。取扱通貨の豊富さにはかなりの定評があります。250種類の仮想通貨が取り扱われています。

Binanceとは?

チャンポン・ジャオ(趙長鵬)CEOをトップとするバイナンスというブロックチェーンおよび仮想通貨取引所をはじめとする仮想通貨のインフラを提供する企業

Binance Coin(BNB)

BNBチェーン(旧BSC)のネイティブトークンとして発行されているのバイナンスコイン(BNB)です。バイナンスコイン(BNB)は時価総額ランキングで世界4位に位置付けているメジャートークンです。

バイナンスコイン(BNB)についてもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

通貨(トークン)名バイナンスコイン
ティッカーシンボル・単位BNB
発行枚数2億枚
現在の価格約422ドル
時価総額約700億ドル
時価総額ランキング4位

BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン:BSC)の特徴

dApps(分散型アプリケーション)の開発が可能なL1ブロックチェーン

BNBチェーン(旧BSC)は、スマートコントラクトを実装しているレイヤー1ブロックチェーンです(レイヤー構造についての記事)。BNBチェーン上ではdApps(分散型アプリケーション)等を開発・展開することができます。

BNBチェーンはガス代や取引処理速度が速く、ユーザビリティーの良いdAppsを展開する上で非常にメリットの大きいブロックチェーンです。

実際に、BSCから展開されるdApps群は、ユーザー数でも群を抜いたものが非常に多く世界中のプロジェクトがBSCを利用しています。

PoSA(Proof of Staked Authority)を採用

BNBチェーンは、コンセンサスアルゴリズムにPoSA(Proof of Staked Authority)を採用しています。PoSAによって、ガス代を低くし取引処理速度は格段に上がりました。

PoSA(Proof of Staked Authority)は、これは、トランザクションを検証してブロックを作成する「バリデーター」を中央管理者(ここではBinance)が指定する形式を取ります。指名されたバリデーターによってブロックが生成されるのです。

そのため、非常に他のコンセンサスアルゴリズムに比べてBinanceの意思決定の影響が非常に大きくなっています

PoSAとは?

トランザクションを検証してブロックを作成する「バリデーター」を中央管理者(ここではBinance)が指定する形式のコンセンサスアルゴリズム

EVM(イーサリアム仮想マシン)の採用

BNBチェーンは、イーサリアムとの互換性があります。これはEVM(イーサリアム仮想マシン)を採用していることに由来します。これにより、世界2位のブロックチェーンに展開されているdAppsをBiananceSmart Chain上でも簡単に開発することができます。

EMVとは?

ETH仮想マシンのことで、イーサリアムと同じ言語を使ってプラットフォームを構築する事できる。

これにより、イーサリアム上で作られたDAppsや暗号通貨をそのまま引っ越しさせる事が出来ます。

BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン:BSC)から展開されている銘柄

ここでは、BSC上に展開されている各種サービスについて解説していきます。

Pancake Swap(DEX:分散型取引所)

PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、2020年にローンチされたDEX(分散型取引所)です。PancakeSwapのようなDEXでは企業などの中央管理者を介することなくユーザー同士での取引が実現されます。

従来の取引所はDEXは、従来のCEX(Centralized Exchange)と呼ばれる企業によって管理されているものに比べハッキングのリスクが低く、取り扱いの銘柄数も多い傾向があります。

Venus(DEX:分散型取引所)

Venus(XVS)は、仮想通貨の貸し借りが可能なレンディングプラットフォームです。レンディングとは、仮想通貨を貸したい人と借りたい人をマッチングさせるサービスのことです。

レンディングとは?
  • 仮想通貨を貸したい人と借りたい人をマッチングさせるサービス
  • 貸し手は利息を受け取り、借り手は担保と共に利息を払う、いわばDeFi版の銀行

貸し手は利息を受け取り、借り手は担保と共に利息を払う、いわばDeFi版の銀行のようなものです。Venusは第三者に依存せずユーザーがユーザー同士で貸し借りが可能な仕組みを実現しています。

Venusでは、貸し手は利回りを得ることができる上に、XVSトークンを得ることができる点が特徴的です。そのため、非常に効率の良い資産運用が可能で人気を集めています。Venus(ヴィーナス:XVS)について詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてお読みください。

1inch Exchange(DeFiアグリゲーター)

1inch exchangeとはDEXアグリゲーターと呼ばれるDEXの一種です。

そもそもDEXアグリゲーターとは、従来のDEX(分散型取引所)の問題点を解決するために生まれました。それは、DEX(分散型取引所)において同じ仮想通貨でもDEXごとに価格が違うという課題です。

そこで、この問題を解決すべく、複数のDEXの中から一番最適な価格のものを選択してくれるというDEXが登場したのです。

DEXアグリゲーターとはとは?

複数のDEXの中から最適な価格の仮想通貨を自動で選択してくれるDEXの一形態

1inch.Exchangeについて詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてお読みください。

tofuNFT(NFTマーケットプレイス)

tofuNFTは、ブロックチェーンゲーム領域から発行されているNFTアイテムを主に取り扱っています。Bianance SmartChain上では世界トップレベルのNFTマーケットプレイスです。

Openseaは、どちらかというとコレクティブNFTといったコレクション目的のものがメインストリームを占めています。一方で、tofuNFTはブロックチェーンゲームで使用するようなNFTアイテムなどを主に取り扱っています。

tofuNFTの強み②

ブロックチェーンゲーム領域から発行されているNFTアイテムに特化している

NFTマーケットプレイスのtofuNFTについて知りたい方は以下の記事もあわせてお読みください。

Stepn(ブロックチェーンゲーム)

BNBチェーンとブロックチェーンのトリレンマ

BNBチェーンは、取引処理速度が非常に速く、ガス代も安いという素晴らしいメリットを持ったブロックチェーンです。ただ、ブロックチェーン界隈全体が課題視しているブロックチェーントリレンマの点では難点を抱えております。

トリレンマとは?
  • ジレンマが2つの辞書を同時に満たす事が出来ない板挟みなのに対し、トリレンマは3つの事象のうち2つを満たすと残り1つの事象を満たす事が出来ないという状況を指します。

ブロックチェーンのトリレンマ

ブロックチェーンが抱える構造的に抱えるトリレンマとは、「スケーラビリティ」「セキュリティ」「分散性」の3つの事象を指しています。

スケーラビリティとは、いかに多くの処理を低コストで行えるか、というものでそのプラットフォームの性能といっても過言ではないでしょう。セキュリティーとは、サイバー攻撃に対する強さののことです。最後に分散性とは、運営者の意思がどれだけブロックチェーンに反映されるかの度合いです。

3つのトリレンマ
  • 「スケーラビリティ」:いかに多くの処理を低コストで行えるか
  • 「セキュリティ」:サイバー攻撃に対する強さ
  • 「分散性」:運営者の意思がどれだけブロックチェーンに反映されるかの度合い

これらがいわゆる何か一つと特化させると、何かがダメになると言うように3すくみの状況になっているのが、ブロックチェーンが抱える構造的なかだいです。

  1. 「スケーラビリティ」「セキュリティ」を満たすとBSC(バイナンススマートチェーン)の様な中央集権的な構造になる
  2. 「セキュリティ」「分散性」を満たすとスケーラビリティが低いイーサリアムの様になる。
  3. 「スケーラビリティ」「分散性」を満たすとネットワークが不安定になりセキュリティが棄損される恐れがある。

BNBチェーンの分散性の低さが課題点

この点で言うと、BNBチェーンは分散性が低くなっています。これにより、例えばBinanceが何らかの事情で倒産した場合、BNBチェーンに格納されていたデータは吹っ飛ぶことになります。

ただ、分散性を犠牲にすることで、スケーラビリティーやセキュリティーの点で優れたチェーンになっているのも事実です。そのため、処理速度も速く、ガス代も低くなっているのです。参考までにいかに他のチェーンとの比較も掲載しておきました。

BSCの課題点とメリットとは?
  • メリット:ガス代や取引処理速度が優れている
  • デメリット:分散性が低い

さいごに

BNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン:BSC)についてまとめると以下のようになります。

  • ガス代や取引処理速度の点で優れいているブロックチェーン
  • 海外取引所で有名なBinanceが運営しているブロックチェーン

Biananceは現在世界トップレベルの企業です。そこが運営するブロックチェーンであるBNBチェーンは世界的にも知名度が高くなっています。ただ、競合のチェーンもじわじわ生まれてきており、今後の動向に目が離せません。


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