この記事では、2022年のLUNAショックをきっかけに生まれたステーブルコインTerra Classic(LUNC)について解説していきます。
LUNAショックでは、ステーブルコインのTerra(LUNA)が大暴落しました。そのリブランディングとして生まれたのがTerra Classic(テラクラシック:LUNC)でした。
また、Terra Classic(テラクラシック:LUNC)についてまとめると以下のようになります。
- Terra Classic(テラクラシック:LUNC)はアルゴリズム型のステーブルコインプロジェクト
- 2022年5月に一度大暴落したTerra(テラ:LUNA)のリブランディングとしてTerra Classic(テラクラシック:LUNC)が生まれた
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この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている資本主義の奴隷編集部が解説します
- 暴落前後でのTerra Classic(ルナクラシック:LUNC))の概要や特徴を知れる
- Terra Classic(ルナクラシック:LUNC)がLUNAショックを経て生まれる経緯について知ることができる
- Terra Classic(ルナクラシック:LUNC)の今後の動向や将来性について知ることができる
Terra Classic(ルナクラシック:LUNC)とは?
![](https://i0.wp.com/capitalism-slaves.com/wp-content/uploads/2023/01/what-lunc-.png?resize=969%2C542&ssl=1)
創設者と運営企業
Terra Classic(ルナクラシック:LUNC)は、主にコミュニティーによって運営がなされています。そのため、主な運営企業は存在しません。
プロジェクトは、Do Kwon氏によって2018年に開始されました。運営企業はTerraform Labs社です。
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ただ、2022年に大暴落をしてからは、Do Kwon氏には逮捕令状が出され現在逃亡中です。Terraform Labs社は破産申請をしております。現在は、コミュニティーによって運営されている(?)ブロックチェーンプロジェクトへと様変わりしています。
- Terraform Labs社の共同創業者Do Kwon氏によってステーブルコインのプロジェクトとして2018年に開始
- 現在は、コミュニティーによる分散型の運営がなされている
LUNCトークン
LUNCトークンは、LUNAを使用して、ステーキング報酬を獲得するために使用することができます。さらに、ガバナンストークンとしても機能しており、コミュニティーの投票にも使用することができます。
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通貨名 | ルナクラシック/テラクラシック |
---|---|
通貨単位 | LUNC |
時価総額 | ¥150,273,924,864 |
時価総額ランキング | 38位 |
発行上限枚数 | 10億枚 |
現在の価格 | ¥0.02503 |
Terra Classic(ルナクラシック:LUNC)の特徴
![](https://i0.wp.com/capitalism-slaves.com/wp-content/uploads/2023/01/feature-lunc.png?resize=969%2C542&ssl=1)
LUNAの大暴落が起こるまではステーブルコインのプロジェクトTerra(LUNA)として機能していました。しかし、大暴落を通してTerra Classic(LUNC)にリブランディングされました。
分散型のステーブルコイン
Terra Classic(LUNC)は、ステーブルコインのプロジェクトの中では珍しく分散型プロジェクト運営でした。Terra(LUNA)は、アルゴリズム型、もしくは無担保型といわれるステーブルコインです。
それが実現できたのは、アルゴリズム型のステーブルコインだったからです。例えばTether(USDT)などのステーブルコインは法定通貨担保型といわれ、通常ドルなどの資産に直接裏付けられており運営による中央集権的な管理が必要でした。
![](https://i0.wp.com/capitalism-slaves.com/wp-content/uploads/2022/12/governance-stablecoin.png?resize=962%2C594&ssl=1)
しかし、以下で解説するようにアルゴリズムによる価格調整によって法定通貨とのペッグが可能であると考えられたのです。これにより資産に裏付けられる必要がなくなったのです。
- Terra Classic(LUNC)は、ステーブルコインのプロジェクトの中では珍しく分散型プロジェクト運営
- アルゴリズムによる価格調整によって法定通貨とのペッグが可能であることで実現
分散型のアルゴリズム(無担保)ステーブルコイン
Terra Classic(LUNC)はアルゴリズムに任せてドルとのペッグを実現していたため分散型の運用が可能でした。
Terra Classic(LUNC)は、米ドルと連動するステーブルコインTerraUSD(UST)や韓国ウォンと連動したTerra KRWを発行しており、これらがLUNAトークンと連動しながら複雑なアルゴリズムによって各国通貨価格にペッグされる仕組みになっています。
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- Terra Classic(LUNC)は、米ドルと連動するステーブルコインTerraUSD(UST)や韓国ウォンと連動したTerra KRWを発行
- TerraUSD(UST)やTerra KRWとLUNAトークンがアルゴリズムによって連動している
具体的なステーブルコインの価格調整の仕組みについて具体例を用いて説明します。Terra USD の需要が上がり1ドル以上の価値がつきそうな場合があるとします。その場合、LUNAトークンを焼却(バーン)しTerra USD を追加発行することで価格を下げることでドルとのペッグを担保します。
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逆に1ドルの価値を割りそうな場合、LUNAトークンが追加発行され、Terra USD 価格を押し下げます。
Terra(LUNA)の崩壊とTerra Classic(ルナクラシック:LUNC)の誕生
![](https://i0.wp.com/capitalism-slaves.com/wp-content/uploads/2023/01/birth-lunc.png?resize=969%2C542&ssl=1)
では、見事に作り上げられたTerra(LUNA)の仕組みはなぜ大暴落という形で崩壊したのでしょうか?ここでは暴落の経緯とその後について解説していきます。
LUNAショック
アルゴリズムでLUNAと連動していたTerraUSD(UST)は2022年5月に、1UST=1ドルを割り込んでドルペッグが崩壊しました。大暴落の原因は、仮想通貨市場を巧妙に操作する攻撃を受けたことによります。簡単に流れを説明しましょう。
- 攻撃者は、レバレッジをかけて大量の Terra USD を売却
- TerraUSD(UST)は2022年5月に、1UST=1ドルを割り込んでドルペッグが崩壊
- これに対して運営は、大量の保有していたビットコインを売却することで買い支え
- ビットコインの大量売却により仮想通貨市場が混乱しterraUSD(UST)のペッグが困難に
- 追い討ちをかけるように投資家たちもTerra USDを売却
- アルゴリズムによってTerra USDが供給過多に
- LUNAはインフレを起こしそれに合わせてLUNAを売却する投資家が大量発生
- 結果、LUNAは大暴落を起こし崩壊
LUNA Classic(LUNC)の誕生
LUNAショックによって、ステーブルコインプロジェクトとしてのTerra(LUNA)を維持することは困難になりました。
そこで、Do Know氏は、Terraのコミュニティと開発者のエコシステムを維持することを最優先に、Terraチェーンのコードをコピーして再構築することを掲げました。
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する以前のTerraチェーン上ものに関してはTerra Classic(LUNC)としてリブらんどしました。
- Do Know氏は、Terraのコミュニティと開発者のエコシステムを維持することを最優先に、Terraチェーンのコードをコピーして再構築
- 新生Terra(LUNA)とTerra Classic(LUNC)に分離した
Terra Classic(ルナクラシック:LUNC)の価格動向
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さいごに
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