この記事では、時価総額4位のステーブルコイン、テザー(Tether:USDT)について解説していきます。
テザー(Tether:USDT)は、今後DEXなどに投資を始めようと思う人は必ず知っておかなければならない通貨です。必ず抑えておきましょう。
また、テザー(Tether:USDT)についてこの記事では最低でも
- 米ドルと連動しているステーブルコイン
- 投資対象にはなりにくく、一時的に移動させておく目的が強い仮想通貨
であるということを抑えておいてください。またステーブルコインについては「ステーブルコインとは何か?わかりやすく解説。」でも解説しています。
この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている資本主義の奴隷編集部が解説します
また、Tetherを購入するには国内取引所でビットコインなどを購入してから、海外取引所で入手する必要があります。
国内取引所だと、LINEBITMAXが初心者向けでおすすめです。特にLINE Payをお使いの方にはおすすめです。さらに海外取引所はBybitがおすすめです。是非ご利用ください。
\\LINE BITMAXは入金手数料が無料!//
テザー(Tether:USDT)とは
テザー(Tether:USDT)とは米ドルと連動しているステーブルコインの一種です。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は値動きが大きく、投資する際にリスクが大きいです。このリスクを縮減することを目的とした仮想通貨です。
テザー(Tether:USDT)の概要
テザー(Tether:USDT)は、ドルとペッグ(連動)している暗号資産です。ステーブルコインの一種です。
Tetherは、「1USDT(テザー)=1ドル」の固定レートで取引されており、価格が比較的安定している点が特徴です。
この1USDT(テザー)=1ドルが信頼につながって唯一順調に流通量を増やし、他のステーブルコインと比べて大幅に流通量を増やしました。
運営会社はTether Limit社
Tetherの発行会社は、Tether Limited社(以下、テザー社)です。
従来の金融システムを、デジタル通貨の開発を通じてアップデートすることを目的としてたちげられた会社です
また、テザー以外にも他国の通貨にペッグされた通貨もテザー社は発行ています。
CEO はジャン・ヴァン・デァ・ヴェルデ(JL Van de Velde)、CTOはパオロ(Paolo Ardoino)氏です。オフィスは香港と米国にあるにあります。
テザー社は割と過去にやらかしの多い企業で、2017年に約3100万ドル相当のテザーがTether社から盗まれたなんて事件もありました。
2019年には、テザーの裏付けの一部が実はビットコインでしたなんて物議を醸したこと(リンク)もあります。
テザー(Tether:USDT)の特徴
中央集権的な性格を有している
Tetherはテザー社が中央集権的に管理する仮想通貨です。
そのため以下のような性格があります。
- 破綻のリスクがある
- Tether社が規制やルールを作っている
Tetherはテザー社に米ドルをデポジットすることで発行されることからも分かるように、既存の銀行と同じ性質を有しています。
そのため、ホワイトペーパーでも破綻のリスク(カウンターパーティーリスク)があることが述べられています。
テザーは国家の法律に準拠しなおかつテザー社の方でも、規制を敷いています。それは、テロリストの資金調達手段として利用されるリスクなどを抑えるために。
交換の媒介をする仮想通貨
Tetherはドルにペッグされていることで、価格が安定しています。
そのため、投資対象として使われてることは少ないです。
- 取引所間での資金の簡単な移動
- 仮想通貨専用取引所での取引
で利用されることがほとんどです。
例えば、資金を別の取引所に移動させるときに、価格変動の大きい仮想通貨で持っているとリスクがあります。そこでTetherに交換することでリスクを縮減することができます。
とはいえ、FX的な感じで投資対象として利用されることもあるそうです。
Tether(テザー)の仕組み
複数のブロックチェーンで発行
テザートークンは複数のブロックチェーン上に構築されており、統合と採用が容易です。サポートされているブロックチェーンは、以下の通りです。
複数のブロックチェーンに対応していることで、複数のDEX(分散型取引所)での利用が可能になりました。
法定通貨担保型
Tethern価値は、1USDT(テザー)=1ドルとなっています。
このタイプは、法定通貨担保型ステーブルコインと呼ばれるものの一種です。
これが実現するのは、実際に発行したテザー(Tether:USDT)と同じ分だけ米ドルを準備金としてテザー社が蓄えてているためです。。
これにより、ステーブルコイン自体が無価値になった場合も、同額の法定通貨があるために信用が担保されるのです。
また、法定通貨担保型は、固定相場制などのようなかなり古い為替制度と同じような制度になっています。
固定相場制については国際マクロ経済の記事で解説しているのであわせてみてみてください。
PoR(Proof of Reserve)というアルゴリズム
Tetherは、PoR(Proof of Reserves)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
流通している仮想通貨の流通合計数が常に、同じ量の準備金によって完全に裏付けられていることを第三者によって証明する仕組みのことです。
テザーの場合、会計事務所による定期的な監査を受けることで信頼性を確立しています。
これにより、流通しているTetherはテザー社に蓄えられているドルと1:1の比率を証明しています。
テザー(Tether:USDT)の価格動向と購入方法
テザー(Tether:USDT)の価格動向
テザー(Tether:USDT)の価格動向を見れるチャートを添付しておきます。
参考までにご覧ください。
テザー(Tether:USDT)の購入方法
テザー(Tether:USDT)は、国内取引所では取り扱っていません。ですので海外取引所で入手する必要があります。
- 国内取引所でアカウント発行
- 国内取引所で、ビットコインやイーサリアム等の仮想通貨を入手
- 海外取引所でアカウント発行
- 海外取引所で入手した仮想通貨を送金
- 海外の取引所で仮想通貨建てで、テザー(Tether:USDT)を入手
まず、国内取引所でビットコイン等の仮想通貨を購入します。おすすめはLINEBITMAXです。LINEBITMAXは、
- LINE Payと連携でスムーズな取引が可能
- 1円から暗号資産を売買することが可能
- 入金手数料は無料
となっており、個人的には好きな取引所です。ただ、取引銘柄が少ないためメジャーな通貨を入手するためだけに使うと良いでしょう。
\\LINE BITMAXは入金手数料が無料!//
また、海外取引所はBybitがおすすめです。手数料も安いですし何より使いやすいです。あの青汁王子もBybit一択と言っていました。
| |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
取引所 | GMOコイン | LINEBITMAX | DMM Bitcoin | コインチェック | BITPOINT | bitbank | bitFlyer |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | Maker:-0.02% Taker:0.12% ※一部銘柄を除く | 0.01% ~ 0.15% |
取扱通貨数 | 20銘柄 | 7銘柄 | 14銘柄 | 17銘柄 | 12銘柄 | 29銘柄 | 13銘柄 |
さいごに
この記事では、ステーブルコインのテザー(Tether:USDT)について解説してきました。
まとめると以下のような感じです。
- 米ドルと連動しているステーブルコイン
- 投資対象にはなりにくく、一時的に移動させておく目的が強い仮想通貨
テザー(Tether:USDT)は、今後DEXなどに投資を始めようと思う人は必ず知っておかなければならない通貨した。是非これを機会に、DEXへの投資に踏み出してみるのも良いでしょう。