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バイナンスコイン(BNB)とは?特徴や買い方についてわかりやすく解説。

この記事では時価総額ランキング4位の 仮想通貨バイナンスコイン(BNB)について解説していきます。

まず、この記事で最低でも押さえておいて欲しいことは

  • バイナンスコインは、仮想通貨取引所のバイナンスが発行したトークン
  • バイナンス内で使用されることを目的とした仮想通貨です

という点です。より詳細は、以下でイラストで詳細に解説します。最後までお付き合いください。

労働者マン
労働者マン

この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている労働者マンが解説します

この記事でわかること
  • バイナンスコイン(BNB)についての全体像を知ることができる
  • 仮想通貨初級者から中級者へのステップアップができる
  • 仮想通貨(暗号資産)の投資を始める上で知るべき基礎知識が身に付く

バイナンスコイン(BNB)とは?

バイナンスコイン(BNB)とは、マルタ島に本拠地を置く世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスが独自に発行した、バイナンスの取引所内で使われる仮想通貨(トークン)のことです。

Binanceという取引所

Binance(バイナンス)とは、チャンポン・ジャオ(趙長鵬)CEOをトップとするバイナンスというブロックチェーンおよび仮想通貨取引所をはじめとする仮想通貨のインフラを提供する企業です。

中国系カナダ人のチャンポン・ジャオ(趙 長鵬)が創業者兼CEOです。

チャンポンジャオ(趙 長鵬)

元々、香港に本社がありましたが、現在はマルタ島に本部を移しています。

Binanceとは_

チャンポン・ジャオ(趙長鵬)CEOをトップとするバイナンスというブロックチェーンおよび仮想通貨取引所をはじめとする仮想通貨のインフラを提供する企業

Binanceが運営する取引所は、ユーザー数や月間取引高で世界でトップの仮想通貨取引所です。取扱通貨の豊富さにはかなりの定評があります。250種類の仮想通貨が取り扱われています。

ちなみに、DEX(分散型取引所)ではなくCEX(中央集権型取引所)の形態をとっています。また、BinanceはバイナンスDEXという別の取引所もローンチしています。

バイナンスコイン(BNB)

バイナンス取引所のトークンとして発行されているのがバイナンスコイン(BNB)です、ティッカーシンボルはBNBです。

時価総額ランキング4位につけてており、一取引所の仮想通貨としては、圧倒的な取引額となっています。

ブロックチェーンはBinanceが開発したBSC(バイナンススマートチェーン)という独自のブロックチェーン技術を利用して発行されています。BSC(バイナンススマートチェーン)について詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてお読みください。

通貨(トークン)名バイナンスコイン
ティッカーシンボル・単位BNB
発行枚数2億枚
現在の価格約422ドル
時価総額約700億ドル
時価総額ランキング4位
CHECK
  • バイナンス取引所のトークンとして発行されているのがバイナンスコイン(BNB)
  • BSCというブロックチェーンを利用している

バイナンスコイン(BNB)の特徴

Binanceと相性が良い

Binance取引所と、そのトークンであるバイナンスコインは非常に相性が良いです。具体的には、

  • 取引手数料が安くなる
  • 両替ができる

という、メリットがあります。

Binanceの手数料はあ0.1%とかなりの割安ですが、さらにここから割引が適用されます。また、少額の他の仮想通貨をバイナンスコイン(BNB)と両替ができます。

CHECK
  • Binance取引所とバイナンスコインは相性がよくお得に取引ができる
  • 両替や手数料割引がある

バーン(廃棄)が実施される

バイナンスコインは定期的に、バーンをすることで通貨の価値を維持しています。

通常、仮想通貨に限らず商品はみな希少性が高まると価格が上昇します。Binanceはこの希少性を維持するために、バイナンスコインの供給量を減らすのです。

バイナンスは、四半期で得た営業利益の20%にあたるバイナンスコインをバーン(廃棄)することで価値を維持しています。

CHECK
  • 価値を維持するためにバーンをBNBは行っている
  • 定期的にBNBの供給量を減らすことをバーンという

BCS(バイナンススマートチェーン)の基軸通貨

BinanceはBNBチェーン(旧BSC)というブロックチェーンを保有しています。イーサリアムと同様に、スマートコントラクトを実装しています。

スマートコントラクトとは、簡単に言えば契約や取引を自動化する機能のことで、これにより取引手数料を削減することができます。

BCSを利用したDeFi(分散型金融)やDApps(分散型アプリケーション)のアプリケーションが開発されています。そのため、BSC上の基軸通貨にバイナンスコインはなっています。

このサイトでも紹介したこともあるApeSwapなどもBCSを利用したアプリケーションの一つです。

CHECK
  • バイナンスコイン(BNB)はBSCをブロックチェーンとして利用
  • BSC上の基軸通貨として機能してる

バイナンスコインのこれまで

バイナンスコインは、基本的に価格は右肩上がりの傾向があります。ただ、その中でも大きな価格の変動があった時期がありました。それが以下の3つでした。

  1. 仮想通貨バブル
  2. Binanceによるトークンセール
  3. DeFiブーム

仮想通貨バブル

仮想通貨バブルは2017年後半に起こりました。バイナンスコインだけでなく、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が軒並み値上がりました。

しかし、2018年にはバブルは崩壊し、軒並み仮想通貨全体の価格の減少が起こりました。その後、仮想通貨の冬の時代が訪れました。

この煽りを受けてバイナンスコインは一時的に値上がりをしたものの、大きく値下げしました。

Binance Launchpadのトークンセールをして高騰

2019年に、Binance LaunchpadというIEOのためのプラットフォームをローンチしました。IEOその際に、トークンセールをBinanceは実施しました。

IEOとは、新しいトークンを発行することで資金調達をすることです。ICOとかなり近い仕組みですが、違う点としては、ICOはスマートコントラクトを介しますが、IEOは取引所が仲介します。

IEOとは?

取引所を介して新しいトークンを発行して、事業者や個人が資金調達をできる仕組み

これにより、バイナンスコインの需要が大きく高まり、値上がりが起こりました。

DeFiブームとともにバイナンスコインが高騰

ただ、2019年に、仮想通貨バブルやIEOプラットフォームによるトークンセールの値上がりを超える、価格上昇をしたのがDeFiブームでした。

バイナンスDEX(分散型取引所)や、イールドファーミングプラットフォームなどを提供していました。さらに、DeFiブームの煽りで、イーサリアムのガス代高騰によって、ガス代の少ないバイナンスに資金が流入してきたのです。

これにより、過去最大の値上がりを見せました。

バイナンスコイン(BNB)の価格動向とチャート

バイナンスコインのチャートをコチラに添付しておきます。

分析の参考などにご利用ください。

バイナンスコイン(BNB)の将来性

ホワイトリストに入っているか

バイナンスコインはホワイトリストに入っていません。ホワイトリストとは、日本国内における仮想通貨交換業者として、金融庁に正式に認可された業者のリストです。

ホワイトリストとは?

日本国内における仮想通貨交換業者として、金融庁に正式に認可された業者のリストです。

ホワイトリストに入るか入らないかが、今後の価格動向に左右されるでしょう。

クリプト分野の事業提携

2020年末にクリプトモールとの事業提携をBinanceがしたことです。クリプトモールとは世界最大規模の商品数を誇る“社会貢献型”暗号資産(仮想通貨)専用ショッピングモールのことです。

こうしたBinanceの企業の動向次第で、今後のバイナンスコインの将来は左右されると思われkます

NFT(非代替性トークン)やGame Fiの台頭

NFTの動向もバイナンスコインの価格動向と将来性を左右させると考えられます。

NFT分野で、クリプトブレイズ(CryptoBlades)というGameFiなどが代表的です。

ゲームでモンスターを倒すといったゲームです。コチラは武器がNFTとなっている点が特徴的です。

こうした、NFTゲームやGameFiの隆盛は、バイナンスコインの取引量を増加させる可能性があります。

さいごに

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