この記事は、メタヒーロー(Metahero:HERO)というメタバースプロジェクトと、その仮想通貨HEROについて解説します。
まずこの記事ではメタヒーローとは
- 最先端技術を用いてメタバース内に人やモノを現実と変わらないレベルで登場させることを目的に立ち上げられたプロジェクト
- HEROはメタヒーローから発行されたトークンである
という点だけ押さえておいてください。
詳細に関しては以下で解説していきます。最後までお付き合いください。
この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている労働者マンが解説します
メタヒーロー(Metahero:HERO)とは?
Metahero(メタヒーロー:HERO)とは、最先端技術を用いてメタバース内に人やモノを現実と変わらないレベルで登場させることを目的に立ち上げられたプロジェクトです。
そして、そこから発行されている仮想通貨がHEROです。
Metahero社と運営チーム
運営会社はMetahero社で、創設者は、ポーランドの事業家ロバート・グリン氏です。彼は元Codowiseという大企業のCEOでしたが、仮想通貨界隈への興味が移ったのをきっかけに売却してしまいます。
その他に、事業運営ではCodwise時代からの仲間であるCOOのジェレミー・ロペスや、さまざまな優秀なエンジニア陣によって運営されています。
Metaheroプロジェクト
Metaheroのミッションは、ブロックチェーン技術や暗号資産の利便性を次のレベルに上げることです。
そのために、ゲーム、VR、ソーシャルメディア、オンラインファッションで利用できる、超リアルな3D アバターなど実現する予定です。
現在、3DスキャナーをWolfStudioなどと提携して開発を進め、メタバースの実現に向けてプロジェクトが進行しています。
また、これらの3D技術で実現されたモノは全てNFTとして唯一無二製性を保証されルソウです。
10setやWolfStudioとの提携
メタヒーローはさまざまな大企業との連携を進めてもいます。例えば、
- 技術面では3Dスキャン技術の世界的リーダー企業WolfStudio
- マーケティングパートナーでは10set(テンセット:10SET)
といった大企業と提携をしています。
ETF2.0をである10setのポートフォリオ内にはMetahero(メタヒーロー)が組み込まれており、資金を提供すると同時にマーケティングを担っております。
10setの記事は「仮想通貨10set/TENSET(テンセット)とは?特徴や将来性をわかりやすく解説。」で解説しています。
WolfStudioは3D技術の最先端企業で、メタヒーローと提携して3Dスキャン技術を提供しています。
WolfStudioは、ディズニーやフェラーリ、トヨタなどの錚々たる企業が採用しています。ホワイトペーパーにもWOLF3Dの文字が3Dスキャナーの写真に掲載されています。
仮想通貨HERO
また、MetaheroはHEROというトークンを発行しています。このトークンは、今後メタバースのMetaheroのエコシステムで使用される共通通貨として機能する予定です。
実用性:HEROトークンは、Metaheroエコシステムでのみ使用可能なトークンです。3D
Metaheroホワイトペーター日本語版
NFTマーケットプレイスのトランザクションや、スキャン、ロイヤリティ、Metahero 3Dスキャ
ナー(フランチャイズモデル)の支払いに使用することができます。
現在では、取引や投資対象として機能していますが、将来仮想空間で当たり前に使用される通貨となるとともうとロマンが広がります。
ティッカーシンボル | HERO |
現在の価格 | 0.07039ドル |
時価総額 | 約3.5億ドル |
時価総額ランキング | 225位 |
循環サプライ | 約50.9億HERO |
ホワイトペーパー | リンク |
公式HP | metahero.io |
発行上限 | 100億HERO |
仮想通貨メタヒーロー(HERO)の特徴
続いて、Metaheroが発行している仮想通貨HEROについて解説していきます。
バイナンススマートチェーン(Binance Smart Chain)上で展開
まず、HEROはバイナンススマートチェーン(BCS:Binace Smart Chain)上で展開されています。
バイナンススマートチェーン上では、DeFi(分散型金融)やDApps(分散型アプリケーション)のアプリケーションが開発されています。
そのため、BSC上の基軸通貨にバイナンスコイン(BNB)はなっています。
このサイトでも紹介したこともあるApeSwap.FinanceやPancakeSwapなどもBCSを利用したアプリケーションの一つです。
イーサリアムも同様のチェーンを提供していますが、ガス代の高騰などの課題点があり、HEROではガス代が比較的安価なBCSが採用されています。
デフレトークンである
HEROは、デフレトークンと言われる仮想通貨の一種です。デフレトークンとは、一部の通貨をバーンすることで、供給量を減らし価格を維持する仕組みを導入したトークンのことです。
バーンとは、一定量の仮想通貨を使えないように廃棄することです。バーンにより、ユーザーに供給されている通貨が減少し、需要が供給を上回ることで、通貨の価格が上昇するのです。
その代わり、取引のたびに手数料が5%かかる仕組みになっていますが、最終的に手数料の一部がバーンされ価格が上昇することで、HERO保有者には利益が還元されるのです。
スマートステーキング機能を採用している
HEROには、スマートステーキング機能が実装されています。
スマートステーキング機能とは、取引が行われるたびに発生する手数料の一部が、HEROの所有者全員に還元されるという仕組みになります。
つまり持っているだけで、収益を得ることができる仕組みになっているのです。
加えて、手数料のさらに一部はバーンされるため、価格が上昇しやすいため、利益の出やすい仕組みになっています。同様の仕組みを備えた仮想通貨にはFEG Token(ゴリラ)などがあります。
自動で流動性を維持
HEROの取引で生じた、手数料の3%はPancakeSwapの流動性プールに追加されています。これにより市場でのHEROの流動性が維持されることになります。
さらに、DEX(分散型取引所)であるPancake SwapにHEROが預けられることで、CEXのような中央集権的な取引所にHEROが流れてしまうことがないのです。
なぜなら、どうしても中央集権的なCEXに預けられてしまうと、流動性が低くなってしまうからです。
自動流動:各トランザクションでかかる手数料の3%は、自動的にPancakeSwap v2のリク
Metaheroホワイトペーパー日本語版
イディティプールに追加されます。これにより、当プロジェクトはCEXに法外な登録料を支払
わず、適切な流動性を守り、自主性を重視します。
メタヒーロー(HERO)の将来性
NFT(非代替性トークン)の隆盛
メタヒーローでは、3D技術で再現したアバターや資産はNFT化される予定になっています。
ただ、NFTというものに対する心理的障壁が下がらない限り、NFTは普及は遅れてしまいます。すると、メタヒーローのようなNFTを利用したプロジェクトの将来性も厳しいものになってしまうでしょう。
メタヒーローの将来性は、今後のNFTの普及度合いに左右されることは間違い無いでしょう。
メタバースの普及
メタヒーローは、世界でメタバースの最先端に立っているプロジェクトです。例えば、Everdome(DOME)という、超現実を再現する別のプロジェクトにも手をかけています。
今後、これらのプロジェクトが成功するかどうかが、将来性を左右することは間違い無いでしょう。その他にもメタバースプロジェクトは多く存在し、競合の存在も見くびれないでしょう。
メタヒーロー(HERO)の価格動向
HEROの価格動向については以下にチャートを掲載させていただきました。
参考までにご覧ください。
さいごに
この記事ではメタヒーロー(HERO)について解説してきました。
今後、3D技術の成長とメタバースの隆盛などによって今後は大きく飛躍する可能性を秘めています。ただ、現時点でメタヒーロー(HERO)自体は完成しているわけではありません。
あくまで、成功するだろうと期待の元、HEROを購入することをお勧めします。