この記事では、10set(TENSET/テンセット)について解説していきます。
この記事では10setについては、最低でも以下の点を押さえて帰っていただければと思います。
- 株式市場と仮想通貨市場をつなぐ目的を持った仮想通貨
- 誰でも株式投資ができる
この記事を読めば、仮想通貨テンセットの概要から買い方までがわかります。
記事の後半では、10set(TENSET/テンセット)における詐欺の可能性についてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている労働者マンが解説します
仮想通貨10set/TENSET(テンセット)とは?
10set(TENSET/テンセット)とは、株式市場の仕組みを仮想通貨市場を持ち込んだ仮想通貨です。
運営チームは、ポーランドのTenset Ltdという会社です。CEOはジョアンズ・ミアラ(Jonasz Miara)氏です.
具体的には、10set(TENSET/テンセット)はETF(上場投資信託)という仕組みを導入したプラットフォームになります。
株式投資では、証券口座が必要ですが、東南アジアやアフリカ諸国などの発展途上国では、そもそも銀行口座が作れない人が多くいます。そのため、当然ながら証券口座も作れず株式投資ができないのが現状です。
このシステムは、暗号通貨を従来の株式と接続する。彼らのDeflation Tokenは、従来の証券取引所と暗号通貨市場の利点を兼ね備えている。このシステムはTENSET(10set)と呼ばれる。
2021年「TENSETは、暗号通貨、株式市場、従来の支払い方を接続する新しいシステムを開発した」
しかし、10set(TENSET/テンセット)であれば、ネット環境とスマホ、メールアドレスがあれば購入できるため、誰でも簡単に株式投資が行えることになります。
今後、仮想通貨が一般層に普及し、株式投資ができないユーザー層を取り込むことで、さらに10set(TENSET/テンセット)の価値が高まると予想されています。
通貨名 | 10set/TENSET(テンセット) |
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シンボル・単位 | Tenset |
価格 | 492円 |
時価総額 | 44,482,194,359円 |
時価総額ランキング | 2933位 |
公式サイト | TENSET |
10set/TENSET(テンセット)の特徴
10set(TENSET/テンセット)の特徴は、以下の5つです。
- 株式市場と仮想通貨市場の架け橋になる
- デフレトークンである
- ステーキングが可能
- テンセットジェム
- テンセットインフィニティに参加するとトークンがもらえる
株式市場と仮想通貨市場の架け橋になる
10set(TENSET/テンセット)は先述のとおり、ETF(上場投資信託)を運用できるプラットフォームになります。
ETF(上場投資信託)とは、株式市場に上場している有価証券を詰め合わせ分散投資してリスクヘッジをすることができる仕組みです.
また、10setのポートフォリオには、10SET GEM(テンセットジェム)といと、10setが将来性があると見越したプロジェクトのトークンがも詰め合わされています。
プロジェクトの選定は数年に一回行われ、過去にリリースされたプロジェクトに、「カンガエクスチェンジ」「メタヒーロー」「エバードーム」があります。
ジェム自体が10set(TENSET/テンセット)のポートフォリオの中に組み込まれているので、10set(TENSET/テンセット)を保有しているユーザーであれば、その恩恵を受けることができます。
ちなみに、テンセットのポートフォリオには以下のようなものがあります。
- Everdome(DOME)
- KANGA Exchange(KNG)
- Metahero(META)
- Ethereum(ETH)
- Celsius(CEL)
- Uniswap(UNI)
- PancakeSwap(CAKE) etc
デフレトークンである
10set(TENSET/テンセット)は、デフレトークンです。デフレトークンとは、供給量が一定の量まで下がるトークンのことです。
10set(TENSET/テンセット)は、取引するごとに2%の手数料がかかり、1%はバーン(消滅)され、残りの1%は保有者へ配分されます。
そのため、今後は10set(TENSET/テンセット)の供給量が減ることで希少性が高まり、ガチホするユーザーが増えることが予想されます。
ちなみに、10set(TENSET/テンセット)の発行上限枚数は2億1,000万枚ですが、残枚数が210万枚になるまでバーンされます。
ステーキングが可能
10set(TENSET/テンセット)は、ステーキングをすることができます。
ステーキングとは、対象の仮想通貨を保有しブロックチェーン上のネットワークに参加することで、対価として報酬がもらえる仕組みです。
これまで仮想通貨で利益を得るには、値下がりしたときに購入し、値上がりしたタイミングで売却して利益を得る方法が一般的でした。
一方で、ステーキングでは、対象の仮想通貨を保有することで継続的に報酬をもらえます。株式投資をして、配当金をもらうのと同じようなイメージです。
そのため、10set(TENSET/テンセット)を保有するだけで、ステーキングにより利益を得ることができます。
テンセットインフィニティに参加するとトークンがもらえる
10set Infinity(テンセットインフィニティ)とは、保有している10set(TENSET/テンセット)を一定期間ロック(凍結)することで、プロジェクトのトークンがエアドロップされる仕組みをいいます。
10set(TENSET/テンセット)のロック期間は、6、9、12、24ヶ月から選択でき、ロック期間が長いほど、多くのトークンがもらえます。
10SETを指定された枚数以上ロックすることでINFINITYに参加することができます。
10set(TENSET/テンセット)を長期保有するのであれば、ロックすることでさまざまなトークンが得られることが考えられます。
10set/TENSET(テンセット)のチャートと今後の価格動向
テンセットのチャートは、以下のとおりです。10set(TENSET/テンセット)は、保有するだけで報酬がもらえる点や、取引ごとにバーンされていくことで希少性が高まるので、ガチホするユーザーが増えると予想されています。
そのため、短期的には大きな価格変動があるものの、長期的に見ればリスクの低い仮想通貨だということがいえます。
10setの上場
10set(TENSET/テンセット)は、ローンチの2ヶ月後の5月31日には最高値の1TENSET=652円を記録しています。
背景としては、2021年5月31日にゲート取引所(gate.io)に上場されたことにより、最高値を記録しました。
しかし、ゲート取引所が上場して以降は売り圧が続き、6月22日には1TENSET=123円まで値下がりしています。
everdomeのローンチ
その後は横ばいが続きましたが、12月ごろからは、第三のジェム「エバードーム」が発表されたことで再び価格が上昇しました。
エバードームとは、火星に拠点を置くドーム型の大型都市を舞台としたメタバース(仮想空間)で、「火星への植民」というコンセプトで開発されたプロジェクトです。
成長産業であるメタバース関連のプロジェクト(エバードーム)をローンチしたことで、価格が上昇したと考えられます。
10set/TENSET(テンセット)の将来性
10set(TENSET/テンセット)の将来性は、以下のとおりです。
- 誰でも簡単に株式投資ができる
- バーンによってトークンの希少性が高まる
- 海外の大手取引所で取扱いが開始
誰でも簡単に株式投資ができる
ETF(上場投資信託)を運用できる10set(TENSET/テンセット)を保有することで、誰でも簡単に株式投資ができるようになります。
銀行口座が持てない発展途上国のユーザーだけでなく、従来の株式投資家を取り込むことで、将来的に大きく価格が上昇する可能性があります。
トークンの希少性が高まる
10set(TENSET/テンセット)は、取引ごとに1%がバーン(消滅)されるため、今後は供給量が下がり、希少性が高まります。
発行上限枚数は2億1,000万枚ですが、残枚数が210万枚(100分の1)になるまでバーンは続きます。
つまり、供給量が減るにつれて価値が高まり、将来的には100倍の価値になる可能性があるのです。
海外の大手取引所で取扱いが開始
10set(TENSET/テンセット)は、Kanga ExchangeやPancake Swap、Uniswapといった海外の大手取引所で取扱いができます。
大手取引所での取扱いが開始されたことから、10set(TENSET/テンセット)の将来性が高いことが考えられます。
今後、ほかの大手取引所でも取扱いが開始されることにより、10set(TENSET/テンセット)の価格が上昇する可能性が期待できます。
10set/TENSET(テンセット)は詐欺なのか
ネット上では、「テンセットは詐欺なのではないか?」という声があります。しかし、現時点では、10set(TENSET/テンセット)が詐欺だといわれるデータはありません。
また、10set(TENSET/テンセット)はジェムやインフィニティという特徴を持つので、長期的に見ると将来性が高い仮想通貨だと考えられます。
とはいえ、仮想通貨の世界では詐欺が横行しているので、まずは余剰資金で運用することが大切になります。
ただ、10set(TENSET/テンセット)を購入するPancake Swapなどの分散型取引所(DEX)は、管理者が存在しないため、資産管理は自己責任となります。
秘密鍵が第三者にバレたり、忘れた場合は、資産を動かせなくなるため注意が必要になります。
10set/TENSET(テンセット)の買い方
10set(TENSET/テンセット)の買い方は、以下のとおりです。
- 国内取引所でビットコインを購入する
- ビットコインを海外取引所に送金する
- 海外取引所でテンセットを購入する
2022年4月現在、10set(TENSET/テンセット)は国内の取引所で購入することはできません。そのため、10set(TENSET/テンセット)の購入は海外の取引所から行います。
どこの取引所がいいか迷う方は、時価総額が高い「Pancake Swap」「Uniswap」あたりがおすすめです。
まとめ:仮想通貨10set/TENSET(テンセット)とは
10set(TENSET/テンセット)について解説しました。10set(TENSET/テンセット)は株式市場と仮想通貨市場をつなぐ目的を持った仮想通貨です。
なので、銀行口座が作れず株式投資ができない発展途上国の人々でも、10set(TENSET/テンセット)を利用することで簡単に株式投資ができる可能性があります。
また、10set(TENSET/テンセット)は取引ごとに1%がバーン(消滅)される特徴を持つため、今後は供給量が減り続け希少性が高まります。
そうなると、今後は10set(TENSET/テンセット)を保有するユーザーは増え、価格の上昇も期待できます。
これから10set(TENSET/テンセット)を買ってみたい方は、まずは国内取引所でビットコインを買っておきましょう。