この記事では、DeFi分野で注目されている仮想通貨のApeSwap Financeとバナナコイン(BANANA)について解説します。
まずここでは、
- Apeswapは仮想通貨のDEX(分散型取引所)のこと
- ApeSwapが発行している仮想通貨のことをバナナコイン(BANANA)という
という点を抑えておいてください。
この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている労働者マンが解説します
ApeSwapとバナナコイン(BANANA)について解説
ここでは、ApeSwapとはDEX(分散型取引所)のことです。またそこから発行されている仮想通貨がバナナコイン(BANANA)です。
Ape SwapとはDEX(分散型取引所)
ApeSwapはDEX(分散型取引所)です。時価総額が世界で22位のかなりの強者です。
DEXとは企業などの中央集権的な管理者が存在せず、ユーザーによる運営がなされている取引所のことです。
例えば、Coincheckなどの取引所は、CEX(中央集権型取引所)の形態をとっておりますが、ApeSwapはDEXであるという違いがあります。
また、ApeSwapは、Binanceが開発したBSC(バイナンススマートチェーン)というBinance独自のブロックチェーン技術を活用したDEXです。
ApeSwapにBNB(Binanceの仮想通貨)等を預け入れることで、報酬として金利を得られることができます。
その他にも、ApeSwap上で仮想通貨同士の交換(スワップ)、預け入れで金利としてバナナコインなどで受け取ることが可能です。
バナナコイン(BANANA)はApe Swapが発行する仮想通貨
バナナコイン(BANANA)とは、ApeSwapが発行する仮想通貨です。この通貨はApeSwap内の基軸通貨として機能してます。
バナナコインは、ApeSwapの中でイールドファーミングやステーキング(のちに解説)で増やすことができます。
また、BANANAは青汁王子が3億円ぶち込んだことで日本国内で一躍知名度を上げることになりました。
とりあえず挨拶程度に3億円ぶち込んだ。
— 三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 (@misakism13) April 29, 2021
今日からバナナ栽培士になります。 pic.twitter.com/Yq2KH0eIZX
ApeSwapのガバナンストークンはゴールデン(GBANANA)
誤解されがちなのが、ApeSwapのガバナンストークンはバナナコイン(BANANA)ではなくゴールデンバナナ(GBANANA)であるということです。
のちにも解説しますが、GBANANAはどちらかというと長期保有者向けのガバナンストークンです。
短期保有ですとあまりメリットはないですが、長期で保有することで優遇を受けられるなどのメリットがあります。
また、バナナコインはGBANANAと交換することができます。さらに交換比率は1:1となっています。
通貨名 | バナナコイン |
---|---|
シンボル・単位 | BANANA |
価格 | |
時価総額 | |
時価総額ランキング | 22位 |
公式サイト | apeswap.finance |
ApeSwap(BANANA)の特徴
ここでは、ApeSwapの特徴について解説します。ApeSwapには
- ステーキング機能
- イールドファーミング
という機能を採用しています。これらの機能を利用することで、ユーザーは利益を増やすことができます。それぞれ解説します。
ステーキング機能
ApeSwapにはステーキング機能があります。
ステーキングとは、DEXへ対象の仮想通貨保有するし、ブロックチェーンネットワークへの貢献の見返りとして、報酬を得ることができる機能のことです。
保有する仮想通貨を預けるだけで、報酬を得ることができる点に特徴があります。
イールドファーミング
ApeSwapではイールドファーミングにより利息を得る仕組みがあります。
イールドファーミングとは暗号資産などをDEXなどに貸すことで、流動性を提供する見返りに利息や手数料、もしくはトークンを受け取ることのできる仕組みです。
ステーキングとの違いとしては、ステーキングは、配当・報酬(インカムゲイン)を得ることができるのに対して、イールドファーミングはキャピタルゲインを得ることができるという点に違いがあります。
ApeSwap(BANANA)の仕組み
ApeSwapはDEX(分散型取引所)としてAMM形式を採用しています。この形式により価格が決定します。
さらに価格は、バーン(廃棄)という仕組みで価格が上昇しやすくなるような仕組みを採用しています。これらの二つについて解説していきます。
AMM(オートメイテッド・マーケット・メーカー)形式
またDEXであるApeSwapはAMM(オートメイテッド・マーケット・メーカー)形式を採用しています。
ユーザー同士で取引を行う形式を、AMMと言います。AMMは流動性プール(お金が溜まった金庫)に対して売り手と買い手両者ともに取引をします。
価格決定はアルゴリズムに基づいてされます。そのため、価格はすでに決まっているのです。
AMM形式を採用している取引所には以下の取引所があげられます。
- Binance DEX(バイナンスデックス)
- Uniswap(ユニスワップ)
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)
希少性を維持して価格を上昇させるバーン(廃棄)
ApeSwapの特徴としてBANANAの価格を上昇させるバーン(廃棄)という仕組みがあります。
通常、仮想通貨に限らず商品はみな希少性が高まると価格が上昇します。ApeSwapではこの希少性を維持するために、BANANA購入時に支払われた取引手数料を使ってBANANAトークンを買い戻し、バーン(廃棄)します。
結果、BANANAの市場に出回る量が減り、価格が上昇します。つまり貨幣の供給が減少し、需要>共有になることで価格が上がるのです。
これにより、BANANAの価値を維持する仕組みが導入されているのです。
バナナコイン(BANANA)今後の価格動向と将来性
ApeSwapでは、バイナンスが将来有望なDeFiプロジェクトを選ぶ「MVB」のTop10に選ばれました。
日本のお猿さん達へ
— TIKU🦧RIN🦍🍌ApeSwap&NFTY🍌DeFi&Web3&NFT (@tikurinBANANA) August 1, 2021
これは必ず読んでください。
MVB IIのTOP10に選ばれた事の意味、価値、そして今後の #Apeswap に誇りを持って良いと思えます。
私たちは、正しい選択をしているでしょう🐒$BANANA$GNANA#Apeswap https://t.co/h8kM3bCIru pic.twitter.com/eaxNCLkI4f
MVBに選出されるには、セキュリティ面や、将来性、取引量などが優秀である必要があります。
また、MVBに選出されたプロジェクトは、セキュリティーや取引量において優れていないと選出されません。また、バイナンスからの融資を受ける可能性も考えられています。
さらに、今後ApeSwapが主要取引所であるBinanceなどに上場されれば、大きく価格が上昇することが見込まれます。
バナナコインの価格動向は以下のようになっています。参考までに見てみてください。