2022年に、元ZOZO代表取締役の前澤友作さんがMZDAOコミュニティーの初期メンバーを募集したことで大きな話題になりました。
実は、前澤友作さんは非常にWeb3.0業界に対して前向きに取り組もうとしている人です。
MZDAO以前にも、前澤友作さんはWeb3.0に関係する組織を既にいくつか立ち上げています。
そこで、この記事では前澤友作さんとWeb3.0の関係について解説していきます。
具体的には、以下の三つのプロジェクトについて解説していきます。
- MZDAO
- MZ Web3 Fund
- MZ CLUB
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前澤友作とWeb3.0への思想
前澤友作の概要
前澤友作さんは、元ZOZOTOWNの創業者兼代表取締役でもあり剛力彩芽さんの元カレでもあります。1975年11月22日生まれで現在46歳です。
前澤友作
MZ Cryptos, Incより引用
日本人初、民間人として国際宇宙ステーションに渡航・滞在。実業家。
株式会社ZOZOファウンダー、アートコレクター。2012年、現代芸術振興財団設立。フランス芸術文化勲章オフィシエ受賞。
現代芸術を中心としたアートコレクターであるとともに、若手アーティストの支援、文化芸術振興にも力を注いでいる。2021年12月8日より、ISSに滞在。文化芸術振興への新たな試みとして、宇宙とアートを結ぶプロジェクトを進行中。
「お金配りおじさん」と揶揄されることもある話題の人です。2021年の12月頃には宇宙に旅だち、そこでもお金配りをしていました。
前澤友作の目指す「お金のない世界」
そんな前澤さん、実はWeb3.0に対して非常に興味を持たれているとの事です。その理由として、「お金のない世界」を見てみたいからなそうです。
実際に前澤さんは、ホリエモンとNewsPicksで対談した際に、「お金のない未来」を作りたいと考えていると発言していました。
こうした背景もあり、今話題のMZDAOや、のちに解説するファンドなどが立ち上がったといえるでしょう。
前澤友作がWeb3.0事業の全容:MZDAO・MZ Web3 Fund・MZCLUB
では前澤友作さんが手がけるWeb3.0事業の全容について解説していきたいと思います。主に前澤さんが手がける事業は以下の3つになります。
- 集客基盤:MZ CLUB
- 事業:MZDAO
- 投資:MZ Web3 Fund
主に、コミュニティーのMZ CLUB、何かしらの事業体としてのMZDAO、ベンチャー投資ファンドのMZ Web3.0 Fundこの三つから構成されています。
また、前澤さんがWeb3関連事業をするための法人がMZ Cryptos incです。
もともと株式会社ART TODAYという会社を運営していました。それが2022年5月10日にMZ Cryptosに社名変更をいています。
MZ cryptosの概要 | |
---|---|
公式サイト | mzcryptos.com |
公開日 | 2022.05.10 |
代表取締役 | 前澤友作 |
MZDAOは、現段階ではまだどのような事業を推進していくのかはまだ決まっていませんが、それ以外のMZ Web3 FundやMZ Clubは具体的な動きとして現れています。
では続いて、これらの三つの前澤さんが立ち上げたWeb3関連の事業について説明していきます。
新しい株式会社のMZDAO
MZDAOとは
MZDAOとは、前澤友作さんが事業を一般ユーザーと創り上げることを目的として設立されたコミュニティーです。
現時点では、具体的に何をするか決まっていませんが、一般ユーザーを巻き込んで大きな事業を立ち上げようとしているそうです。
MZDAOでできることとしては以下のようなことができるそうです。
①会社立ち上げに参加できる
Twitterより引用
②事業を一緒に作れる
③報酬が期待できる
④匿名で参加できる
⑤限定記事が読める
2022年7月30日に募集を開始し、8月12日に始動しています。ただ、現時点では、⑤の限定記事しか出ていません。
みんなで会社を作ろうプロジェクト『MZDAO』初期メンバー1万人募集開始。
— 前澤友作┃MZDAOスタート (@yousuck2020) July 30, 2022
みんなで参加して、みんなで育てて、みんなで儲けよう!!
①会社立ち上げに参加できる
②事業を一緒に作れる
③報酬が期待できる
④匿名で参加できる
⑤限定記事が読める
※社員募集ではありませんhttps://t.co/13v3jsaY9r
また、現在初期メンバーの募集は終了しており、人数としては20万人がメンバーとして活動を始めようとしています。
ちなみに2022年の8月中には、「参入障壁の高いものにしたい。」といった発言をTwitter上でしています。
MZDAOでやる事業は最初からメンバー数を活かした参入障壁の高いものにしたい。例えばSNSとかフリマとか共同購入ECとか、最初にそれなりのユーザーがいないと成り立たないもの。メンバーがユーザーにもなることで我々ならできる。他にもなんかあるかな??(MZDAOではこんな感じの議論をしていきます)
— 前澤友作┃MZDAO (@yousuck2020) August 5, 2022
MZDAOの概要 | |
---|---|
公式サイト | mzdao.jp |
公開日 | 2022.07.31 |
月額料金 | 500円 |
対象 | 一般ユーザー |
そもそもDAOとは?
前澤さんは、MZDAOを作る際に参考にしているのがDAO(自律分散型組織)という概念です。
DAOとは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、和訳すると分散型自律組織になります。管理者が存在せず、メンバーが共同所有を行うような組織のことを指します。
既存の組織のようなトップダウンではなく、究極の民主主義をテクノロジーで実現した(ようとしている)組織の形です。
ただ、現時点では前澤さんが作っているMZDAOはまだ、中央集権的な性格でオンラインサロンなのではないか、という批判もあります。
ただ、前澤さんはこれからDAO的な組織形態に移行していこうと考えているそうです。
Web3.0投資事業のMZ Web3 Fund
MZDAO以前に、前澤さんは翌月にはMZ Web3 Fundという投資総額100億円のファンドを創設しています。
これは、Web3.0関連のベンチャー企業、もしくはこれから立ち上げようとしている起業家に対して資金的、かつ知識的な支援を行う投資事業です。
資金的な援助、マーケティング支援やWeb3の専門家による事業立ち上げ支援まで行うそうです。
公式HPには、Web3を知らない人だけでなく一般の人にも広げていくことを思想として掲げています。
Web3.0とメタバースによって、今までスポットの当たらなかった人や
MZ web3 Fund公式HPより引用
場所に光を当てることができるかもしれない。
情報格差や所得格差が拡大する現代社会の歪みを滑らかにすることができるかもしれない。
政治・宗教・人種・国境・性別を越えて、あらゆる人がフラットに繋がり合うことができるかもしれない。
〜(中略)〜
「わかっている人」たちだけで閉ざさない、「わからない人」たちも巻き込んだ、
新しい世界の地平線へ、僕たちとともに向かいましょう。
MZ Web3 Fundの概要 | |
---|---|
公式サイト | web3.mzfund.co.jp |
公開日 | 2022.05.27 |
合計投資金額 | 100億円 |
対象 | Web3起業家・事業者 |
Web3.0コミュニティのMZ CLUB
MZ Web3 Fundは事業者側向けの投資事業でした。前澤さんはそれにとどまらず、事業者と一般ユーザーをつなぐコミュニティーとして、MZ CLUBを立ち上げています。
MZ CLUBは、おそらくMZ Web3 Fundで支援しているプロジェクトへの集客基盤として作成されたものと考えられます。
実際に公式サイトでも、以下のように述べられています。
- Web3プロジェクトを円滑に立ち上げるための初期の顧客基盤確保
- 報酬として分配されるトークンの価格・流動性コントロール
- ガバナンスへの参画促進
また、実際に MZCLUBとWeb3プロジェクトとのコラボも実現しています。例えばMZ CLUBは
- 「Runblox」
- 「My Crypto Heroes」
- 「元素騎士オンラインGensokishi-Online」
の3タイトルと新しく連携していくことになっています。これらのプロジェクトについては、別の記事でも詳細に解説していく予定です。
MZ CLUBの概要 | |
---|---|
公式サイト | web3.mzfund.co.jp |
公開日 | 2022.06.02 |
合計投資金額 | 100億円 |
対象 | Web3起業家・事業者 |
さいごに
前澤さんのWeb3へのこれからは、 MZDAOだけでは語り切ることができません。
現時点で、MZDAOはかなりの批判にさらされています。例えば、こんなのただのオンラインサロンだ!といった批判もされています。
実際に会社やDAO(自律分散型組織)等を謳い文句にしていますが、現時点ではまだオンラインサロンな状況です。
ですが、これからDAO化していくことを公言しています。
さらに、事業内容については最近のツイートではなるべく参入障壁の高いものにしたいといった発言も見せており、夢が膨らみます。
MZDAOでやる事業は最初からメンバー数を活かした参入障壁の高いものにしたい。例えばSNSとかフリマとか共同購入ECとか、最初にそれなりのユーザーがいないと成り立たないもの。メンバーがユーザーにもなることで我々ならできる。他にもなんかあるかな??(MZDAOではこんな感じの議論をしていきます)
— 前澤友作┃MZDAOスタート (@yousuck2020) August 5, 2022
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