ややNFTブームが過ぎ去る中でも多くのファンを抱えているAzuki NFTについてこの記事では解説していきます。
日本のアニメを彷彿させるイラストと、ストリート調の世界観が特徴的なことのNFTアートは見るものを魅了します。このプロジェクトには、日本人が関わっているのか?運営元はどこなのか?なぜここまで人気なのか?
皆様が抱える疑問に答えていきます。また、Azuki NFTの購入方法についても最後に解説していきます。最後までお付き合いいただければ幸いです。
- 未来のメタバースの分散型ブランドを目指ししている
- アメリカのスタートアップChiruLabが運営しており、高い技術力を保有している
この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている資本主義の奴隷編集部が執筆しています。
Azuki NFTとは?日本人ではなくアメリカ人が運営。
アメリカのスタートアップが運営
Azuki NFTは、日本のアニメ風のデザインですが、アメリカのスタートアップ「Chiru Labs(チルラボ)」が仕掛けたプロジェクトです。少なくとも現時点で公開されている情報の中で日本人が関わったという情報はありません。
コアメンバーは、高い技術力を持ったエンジニアやアート界で実績のある匿名の人々によって構成されています。DeFiエンジニアのZAGABOND(@ZAGABOND)や、GoogleやFacebook、ベンチャーキャピタルなどのWeb2.0企業出身の人々によって運営されています。
Azukiプロジェクト
Azuki NFTプロジェクトは、日本のアニメ風のイラストNFTを発行している人気プロジェクトです。2021年11月に情報が解禁され、2022年1月にNFTが発行されました。現在に至るまでNFT界隈ではトップレベルに人気なNFTアートの一つです。
未来の分散型ブランドを構築することを目指しており、メタバースへの進出に向けて開発が進められています。最終的にはAzuki NFTは将来的に展開されるメタバース空間でのアバターとして使用される予定です。
なぜAzuki NFTがここまで人気なのか?
Azuki NFTが現在人気である理由には、Forbesの記事によると以下の3つあると言われています。
まず、一つ目は世界的なアニメに対する需要の増大が挙げられます。2020年にはNetflixで年間1億世帯がアニメコンテンツを見たと言われるほど、世界的にアニメに対する関心が大きくなっています。こうした背景からAzukiという日本のアニメ調のイラストに対しての人気が大きくなったのです。
二つ目が、Azukiプロジェクトのクオリティーが他に比べて群を抜いて高いという点です。イラスト自体もそうですが、公式サイトの作り込みが徹底しています。
最後は、スケーターカルチャーのような反抗的な匂いがクリプト界隈にウケたというのがあります。そもそも、ブロックチェーンや仮想通貨は既存の体制やインターネットのあり方に対する批判を含んだ技術です。これらの既存の世界に対して多かれ少なかれ反抗的な態度を示している信奉者やファンしっかり刺さったと言えるでしょう。
Azuki NFTの特徴
AAzukiNFTの人気の要因がわかったところで、続いてAzukiNFTの特徴について解説していきます。
ストリートの世界観と日本アニメ調のPFP(Picture For Profile)
Azuki NFTは、日本のアニメーションをモチーフとしたイラストが特徴的です。世界的に人気な『攻殻機動隊』にも似た雰囲気も感じ取れます。キャラクターたちが刀を背負っていたり笠を被っているなど、日本的な要素が多く詰め込まれています。
Azuki NFTはPFP(Picture For Profile)というカテゴリーに含まれます。特にTwitterのアイコンとして利用することを想定しており、実際にアイコンにしているアカウントを見かけた方もいるのではないでしょうか?
これらのイラストは、いくつかのパーツを組み合わせてできたイラストである点も特徴です。具体的には以下のパーツの組み合わせから成立しています。AzukiのGARRELYページで組み合わせを見ることができます。
パーツ | 種類 |
---|---|
肌 | 4種類 |
背景 | 8種類 |
効果 | 9種類 |
服装 | 98種類 |
所持品 | 53種類 |
髪型 | 123種類 |
装飾品 | 36種類 |
顔 | 19種類 |
首元 | 15種類 |
目元 | 27種類 |
口元 | 32種類 |
耳元 | 32種類 |
NFT保有によるThe Gardenへの加入権が付与される
さらに、Azuki NFTを保有していると、The Garden(ザ・ガーデン)コミュニティーへの参加権が与えられ、さまざまなメリットを受け取ることができます。例えば、ストリートウェアとの限定コラボ、NFT ドロップ、ライブ イベントなどの特典を受け取れる予定です。
The Garden は、アート、コミュニティ、カルチャーが融合して魔法を生み出すインターネットの一角です。現実世界とデジタル世界の境界線は曖昧になり、ルールが書き直されています。
Azuki公式サイト
NFT規格「ERC-721A」を実装によるガス代の削減
さらに、Azukiプロジェクトは高い技術力も持っており、イーサリアムのNFT規格「ERC-721A」を実装しています。この規格を採用することで大幅にガス代を軽減することに成功しています。
元々、NFTを購入した方ならわかると思いますが、NFTを購入しようとするとガス代が発生します。高い時には1500円になる時もあります。こうしたユーザーが抱える悩みを技術力によって解決しているのがAzukiの特徴と言えます。
過去に取引されたAzuki NFT
Azuki#1468
Azuki#727
Azuki#8312
さいごに
ややNFTブームが過ぎ去る中でも多くのファンを抱えているAzuki NFTについてこの記事では解説してきました。この記事の内容をまとめると以下のようになります。
- 未来のメタバースの分散型ブランドを目指ししているプロジェクト
- アメリカのスタートアップChiruLabが運営しており、高い技術力を保有している
- 10000点のNFTを発行しているPFPカテゴリーのNFTアート