Youtube広告が数分おきに出てきて「多すぎじゃないか」と腹が立ってる人がいるのではないでしょうか?僕もその一人です。特にコロナ景気の反動でYoutubeは、消せないタイプの広告をゴリゴリに増やしています。例えば、こんな感じです。
- 「脱毛したい人ににおすすめ!」→VIO見せる彼女がいないです
- 「借金で困っている方、必見!」→借金は最近返済しきりました。
- 「自由な生活を送りたくありませんか?」→日本って世界的に恵まれてますよ
そこで、この記事ではYoutubeのうざい広告を消して快適なインターネットライフを楽しむ方法について解説します。また、Youtubeの広告の種類や最近広告が増えている理由について解説していきます。
Youtube広告を消す方法
Youtubeの広告を消す方法として大まかに以下の3つの方法があります。お金が必要な方法やなんならお金がもらえる方法があります。それぞれ詳細に解説していきます。
方法①:【有料】Youtube Premiumに登録する
まず、一つ目の方法が有料課金をする方法です。Youtubeが公式に出しているYoutubePremiumに課金をすることで広告を非表示にすることができます。金額は月額1000円前後で初月は無料で使えます。
また、広告非表示以外にも使える機能としては主に以下の4つです。
- バックグラウンド再生
- 動画の一時保存
- YoutubeMusicPremium
- Youtube Original
無料の状態ですと、アプリを閉じると動画を聴くことができませんが、課金をすればバッググラウンド再生が可能です。さらに動画を保存一時保存も可能で、ギガを消費することなくお気に入りの動画を視聴できます。
また、YoutubePremiumはスマホ・PCどちらでも利用できます
方法②:【無料】拡張機能を使用:AdBlock
拡張機能を導入することで、お金をかけることなくYoutube広告を非表示にすることができます。それが、AdBlockです。こちらはChromeのWebストアからダウンロードすることで使用することができます。
ただ一つ注意点として拡張機能はPCには適用できてもスマホで閲覧する場合には、適用されません。
方法③:【無料&稼げる】Brave(ブレイブ)ブラウザを使ってみる
Braveブラウザは広告非表示
Braveは広告をブロックする代わりに自身でプライベートな広告を配信しており、Braveユーザーは、Braveの配信する広告を閲覧するかどうか、広告の表示数をユーザー自身でコントロールすることができます。
Braveについて詳しく知りたい方は以下の記事をあわせてお読みください。
仮想通貨BATを稼げる
さらに、あえて広告を表示にして広告を閲覧することで仮想通貨を稼ぐことができる点も面白い点です。
BAT(Basic Attension Token)は、bitFlyerという仮想通貨取引所のアカウントを開設しBraveブラウザに紐づけることで稼ぐことができます。>>>bitFlyerに登録してみる
Braveブラウザは信頼できるのか?
ただ、このBraveブラウザ、すげぇ怪しい感じなのですがメジャーな言語であるJavaScriptの生みの親ブレンダン・アイクが開発したブラウザです。Java ScriptはWebという技術において中核的な地位を占めるプログラミング言語でもあります。かなり信頼性は高いと言えるでしょう。
Youtube広告の種類
Youtubem広告には4つの種類があります。その中で、主にうざいと言われているのが以下の表にあるスキップ不可の動画広告という消すことができないタイプの広告です。
それ以外にも、スキップ可能な動画広告や関連動画付近にあるオーバーレイ広告などの種類があります。また、近年は2回連続広告が流れる場合もあり不快極まりないです。
2回連続にする理由は、広告を再生時間の一定の場所にまとめることで離脱を防ぐことができるからです。とはいえ不快極まりないです。
動画広告のフォーマット | 説明 | プラットフォーム | 仕様 | |
---|---|---|---|---|
スキップ可能な動画広告 | 広告が 5 秒間再生された後、視聴者は広告をスキップできます。 | パソコン モバイル デバイス テレビ ゲーム機 | 動画プレーヤー内で再生(5 秒後にスキップ可能)。 | |
スキップ不可の動画広告 | スキップ不可の動画広告は、最後まで見ないと動画を視聴することができません。 | パソコン モバイル デバイス テレビ ゲーム機 | 動画プレーヤー内で再生地域の標準に応じて 15 秒または 20 秒 | |
バンパー広告 | 最長 6 秒のスキップ不可の短い動画広告で、最後まで再生しないと動画を視聴することができません。スキップ可能広告またはスキップ不可広告を有効にしている場合、バンパー広告も有効になります。 | パソコン モバイル デバイス、テレビ、ゲーム機 | 動画プレーヤー内で再生、最長 6 秒。 | |
オーバーレイ広告 | オーバーレイの画像広告またはテキスト広告が、動画の再生画面の下部 20% に表示されます。 | パソコンのみ | サイズは 468×60 または 728×90 ピクセル |
なぜYoutube広告が最近多いのか
Youtubeの主な収益が広告収益だから
そもそもYoutubeの運営母体のAlphabet(アルファベット)社の、売上高の構成の70%近くはデジタル広告による収益によるものです。
同様に、Youtubeも収益のほとんどは広告収入となっています。そのため広告が動画に多くなるのは必然的なことと言えるでしょう。
【コロナ前】コロナ禍によるユーザの増加と維持費の増加
2020年頃からコロナウイルスが世界的に蔓延しました。その流れで、家の中にいる時間が長くなった消費者のインターネットの利用時間が非常増加しました。そのため、サーバーの維持費が増大し設備投資の必要性が高まりました。
設備投資へのキャッシュを確保するには、広告を増やすことで売り上げを立てざるを得なくなったのです。実際に野村総合研究所の調査結果によるとインターネットの利用時間が全年齢で1時間近く伸びています。
また、この流れは日本だけではなく世界にも及んでいます。2021年の世界のインターネットの利用者の数は推計49億人に上り、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2019年に比べ、およそ8億人増加しました(世界のネット利用者が急増 ロックダウンなどで需要高まる)。
インターネットの利用者がコロナ禍で増加したことにより、Youtube自体のサービスの維持コストが上昇しました。そのためには広告量を増加してテコ入れする必要があります。
【コロナ後】コロナの反動に伴うGoogleの業績悪化
2022年は、コロナ特需と呼ばれる好景気の反動がきたことで売上の成長鈍化となりました。読売新聞によると最終利益が前年同期比27%減で着地ました。
こうした、2022年以降のコロナ特需の反動によりGoogleは苦境を強いられており、リストラによる人員削減にも積極的に動き出しています。
こうした不況下で、Youtube内の広告が増加するのはやむを得ないことのように思えます。