2020年2月にNFTとDeFi(分散型金融)を組み合わせたNFTfiというサービスが生まれました。これは、NFTの在り方を大きく変えるのではないかと考えられます。特に、NFTアートなどは、買ってもあまり利用用途がないという現状が続いていました。
しかし、NFTfiを使うことでNFTの利用用途が広がる可能性が生まれました。そこで、この記事ではNFTfiがどのようなものなのか解説していきます。また、忙しい方向けにこの記事の内容をまとめると以下のようになります。
- NFTfiは、NFTを担保に仮想通貨を借り入れることができるレンディングサービス
- NFTfiを通してNFTの利用用途がさらに広がる可能性が生まれた
この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている資本主義の奴隷編集部が執筆しています。
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NFTfiとは?
NFTfi(エヌエフティファイ)は、NFTを担保に仮想通貨の借り入れができる、NFTレンディングプラットフォームです。ここでは、借り手と貸し手がマッチングすれば、そこから賃借取引が始まる仕組みになっています。
NFTはこれまで買って転売するかSNSアイコンにする程度しか用途がありませんでした。しかし、NFTfiによって、NFTの経済的な利用用途を付け加えることができます。
また、NFTfiのCEOは、スマートコントラクトエンジニアのステファン・ヤング(Stephen Young:@stephen_yo)です。
NFTfiでの貸し借りの流れ
主にNFTfiで行われる取引は以下の3つの流れに沿って取引が行われます。
NFTホルダーが条件を提示する:オファーする
NFTfiでのユーザーの流れとしてまず、NFTホルダーはお金を借りるために以下のような条件を貸し手に提示をします。
- 貸付金額
- 貸付期間
- 返却金額
貸し手の条件受け入れ
オファーを出されたNFTホルダーが受け入れると、NFTはスマートコントラクト(NFTfiの中)にロックされ、ETHを借りたいNFTホルダーに貸付金額が振り込まれます。
両者の取引締結
オファー時に指定した貸付期間内に、返却金額をスマートコントラクトに返せば、NFTのロックが解除されて取り出すことができるようになります。
また、返却期間を過ぎてしまうと、NFTホルダーはNFTを取り出すことができなくなり、代わりにETHを貸付したユーザーがNFTを取り出すことができるようになります。
さいごに
いかがでしたでしょうか?また、NFTfiについての理解が深まったのではないでしょうか?また、NFTfiを始めるにはETH、もしくはDAIが必要です。
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