現在、OpenSeaで公開されている著名なNFTコレクションがTwitter等のSNSアイコンとして活用されている事例を見たことはないでしょうか?
こうした、NFTの一用途としてのSNSのアイコンの画像のことをPFP(Picture For Profile)と言います。トップに君臨するCryptoPunksやBAYCなどのSNSアイコンでの利用を想定したnftでした。
そこで、この記事ではPFPついてわかりやすく解説していきます。最後までお付き合いいただければと思います。
この記事は、経済オタクで仮想通貨にハマっている資本主義の奴隷編集部が執筆しています。
また、NFTを購入する場合は国内取引所でイーサリアム等の仮想通貨を先に準備していると便利です。個人的にbitFlyerはおすすめなのでぜひご利用ください。
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PFP(Picture For Profile)とは?
PFPとはPiciture For Profileの略で、SNSのプロフィール画像のことを指します。PFPは、NFTの主要用途の一つです。
ユーザーは、SNSのアイコンを保有するNFTにすることで、自分の所属するコミュニティーやステータスを表すことができます。さらに、NFTコレクションの提供側もPFPになるように作ることで、拡散効果を得ることが可能になります。
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PFP(Picture For Profile)の特徴
投資対象として取り扱われることがある
PFPのNFTは、主に投資対象として取り扱われることがしばしばあります。特に、著名人やセレブ等の富裕層が購入することが多く、一種のブランドや骨董品集めに近いものがあります。
特に、NFTアートの中でもPFP用途のものは非常に人気で、多くの富裕層に購入されています。また、有名人が購入したNFTコレクションが、何百倍にも跳ね上がることもあります。
ネット上のコミュニティー意識を醸成する
PFP用のNFTを提供しているコレクションの中には、保有者限定のコミュニティーを提供している場合があります。
そのため、数に限りがあるNFTコレクションを持つ人たちがSNSのアイコンにすることで一種のステータスを示すことができます。さらに同じコレクションを持った人同士でコミュニティー意識が醸成されることがあります。
その事例として、Bored Ape Yatch Club(BAYC)は、保有者限定のコミュニティーを提供しています。コミュニティーの中には、ジャスティンビーバーやネイマールがいたりします。
ジェネラティブNFT
PFP用途のNFTコレクションは、いくつかのパーツを組み合わせてAIで大量に自動生成されるジェネラティブNFTにカテゴライズされるものがほとんどです。
その最初の事例となったのが、世界最古のNFTコレクションのCryptoPunksでした。その後、様々なPFP用途のジェネラティブNFTが新興プロジェクトによって生み出されました。
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PFP(Picture For Profile)を用途とするNFTコレクション
CryptoPunks
CryptoPunks(クリプトパンクス)は、世界最古のNFTアートプロジェクトです。24pxのピクセルアートであり、複数のパーツを素材にプログラムで自動生成して作り出されたジェネラティブNFTの一種です。
パンクやサイバーパンク、および電子音楽アーティストのDaft Punk(@daftpunk)に触発されて生み出されました。また、当初はただの実験として始められ、プログラムで何千もの異なる奇妙な見た目のキャラクター10000体も生成されました。
また、ブロックチェーンはイーサリアムを採用しており、ERC-721規格を最初に使用したNFTアートです。
コレクション名 | CryptoPunks(@cryptopunksnfts) |
作者 | Larva Labs(@larvalabs) Matt Hall:@matthall2000 John Watkinson:@pents90 |
公開点数 | 10,000点 |
公式サイト | cryptopunks.app |
OpenSea | opensea.io |
Bored Ape Yatch Club(BAYC)
コレクション名 | Bored Ape Yatch Club(@BoredApeYC) |
作者 | YugaLabs(@yugalabs) |
公開点数 | 10,000点 |
公式サイト | boredapeyachtclub.com |
OpenSea | opensea.io |
Bored Ape Yatch Club(BAYC)は、2021年4月にYugaLabsから公開されました。主な特徴として、以下の点が挙げられます。
- 世界で2番目に人気を誇るNFTコレクションの一つ
- 複数のパーツを組み合わせる自動生成によって作られているジェネラティブNFT
- 類人猿をモチーフしたイラスト10000体が一般公開
また、BAYCの利用用途は、SNSのプロフィール画像であるPFP(Picture For Profile)が想定されていますが、それ以外に、コミュニティーへの参加チケットとしての利用用途もあります。
現在では、著名人等の購入の背景もありフロア価格が90ETHを上回る勢いで一般の方には手の届かない価格になっています。所有しているのは初期に購入したマニアや一部の著名人・富裕層に限られています。
【インフルエンサー】CryptoNinja NFT
コレクション名 | CryptoNinja NFT(@CryptoNinja_NFT) |
作者 | イケダハヤト(@IHayato) Rii2(リツ)(@rii2_4) |
公開点数 | 35点 |
公式サイト | ninja-dao.com |
OpenSea | opensea.io |
Crypto Ninjaは、ブロガーのイケハヤさんが主体となって作り出したNFTコレクションです。2021年9月にコレクション自体は公開され、当時は大きな話題を呼びました。32体の忍者をモチーフにしたキャラクターデザインとなっています。
コンセプトは、「ここは、誰もが主役になれる里」と言ったように、ファンも主役としてCryptoNinjaの成長に
CryptoNinjaは、「買う」だけでなく、「誰もが参加し、育てていける」キャラクター。NFTコレクションは、その入り口に過ぎません。
NinjaDAO公式サイト
Web3時代を象徴するキャラクターとして、アニメ・P2Eゲームなどの分野にも活躍の場を広げています。
また、CryotNinja NFTが大きな話題を呼んだのは、イケハヤさんによるマーケティング能力の高さによるところも大きかったと言えるでしょう。
CryptoNinja Partners
コレクション名 | CryptoNinja Partners(@cnp_ninjadao) |
作者 | road(@road_ninjart) イケダハヤト(@IHayato) Rii2(リツ)(@rii2_4) |
公開点数 | 22,222点 |
公式サイト | cryptoninja-partners.xyz |
OpenSea | opensea.io |
CryptoNinja Partner(CNP)は、6パターンのイラストとパーツの組み合わせを自動生成することで作り出されたジェネラティブNFTの一種です。
通常、ジェネラティブNFT系のコレクションは大体が10000体と数を絞って販売するのが通常です。ですが、CNPの場合は22222体と非常に多くのNFTを発行している点が特徴です。しかし、それにもかかわらず発行から1日で完売してしまったのです。
Azuki NFT
Azuki NFTプロジェクトは、日本のアニメ風のイラストNFTを発行している人気プロジェクトです。2021年11月に情報が解禁され、2022年1月にNFTが発行されました。現在に至るまでNFT界隈ではトップレベルに人気なNFTアートの一つです。
未来の分散型ブランドを構築することを目指しており、メタバースへの進出に向けて開発が進められています。最終的にはAzuki NFTは将来的に展開されるメタバース空間でのアバターとして使用される予定です。
【お笑い芸人】CHIMNEY TOWN Poubelle(チムニータウンプペル)
コレクション名 | CryptoNinja Partners(@cnp_ninjadao) |
作者 | かんかん(@vivakankan) 西野亮廣(@nishinoakihiro) |
公開点数 | 55点 |
公式サイト | ー |
OpenSea | opensea.io |
CHIMNEY TOWN Poubelleは、キンコンの西野亮廣さんが創始者となって始めたNFTコレクションです。オンラインサロンの中で生まれた。「ゴミのNFTを作ったら面白そう!ゴミNFTを販売したらどうなる?」好奇心の中から生み出されたプロジェクトです。
取引量も217ETHと、かなりの人気を博したNFTコレクションです。
PFP(Picture For Profile)のNFTの購入方法
OpenSeaでの取引を始めるための準備についてここでは解説していきます。まず大まかな流れを解説していきます。OpenSeaで取引をするには仮想通貨とウォレットをOpenSeaに接続する手続きが必要です。
仮想通貨取引所でETH(イーサ)を入手
まず、OpenSeaで取引が可能なETH(イーサ)を入手しましょう(他の通貨も使えますがここでは割愛)。そのためには、仮想通貨取引所でETH(イーサ)を日本円と換金する必要があります。
ここでは、普段自分が使っているbitFlyer(ビットフライヤー)を事例に説明します。また、bitFlyerの口座解説はこちらからできます。bitFlyerログイン後、取引所でイーサリアムを入手しましょう。
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MetaMask(メタマスク)にETH(イーサ)送金
仮想通貨取引所で入手したETH(イーサ)はウォレットに送金しましょう。ウォレットの中で最もユーザーが多いMetaMaskを利用することをおすすめします。MetaMaskの開設は以下のリンクから可能です。
送金のためには、Metamaskが「イーサリアムネットワーク」設定になっていることを確認しましょう。
その上で、ウォレットには「ウォレットアドレス」というのが割り振られています。そのアドレスをコピーして取引所の必要事項に記入してウォレットに送信しましょう。やや時間差でウォレットには振り込まれますので、焦らないことが重要です。
OpenSeaとMetaMaskを接続
ウォレットにETH(イーサ)が送金できたことを確認したら、OpenSeaにウォレットを接続しましょう。OpenSeaの画面の以下のマークをクリックするとウォレットの選択画面をが出てきます。そこで先ほどETHを送金した「MetaMask」を選択すると自動的にOpen Seaに接続されます。
欲しい作品を検索し購入
続いて、NFTを探して購入する方法について解説していきます。
例えば、CryptoNinja Partners(CNP)を事例に探してみます。まず、Openseaの検索マークをタッチして「CryptoNinja」と検索してみましょう。すると候補に「Crypto Ninja Partner」と出てくると思います。こちらをクリックすればCNPの公式ページへ飛びます。
ここから、お好きなCNPを購入してみましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?売れるNFTコレクションの絵柄にはある程度のパターンがありますが、その中でもPFP用途のものは非常に息が長くなっています。
ぜひこの記事を読んだ方も、NFTを入手してみてはいかがでしょうか?
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