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【レイヤー2】Polygon(MATIC)とは?特徴や仕組み、将来性をわかりやすく解説。

仮想通貨

この記事では、イーサリアムのレイヤー2ソリューションであるPolygon(MATIC)について解説して行きます。

この記事ではレイヤーソリューション2としてのPolygonや、そこから発行される仮想通貨MATICについて解説して行きます。

結論から言うとPolygonとは以下のようにまとめることができます。

  • イーサリアムのスケーラビリティー問題を解決するために生まれたレイヤー2ソリューション
  • 高い処理速度と低い手数料でのサービス開発が可能になった
  • Proof Of Stakeを採用している
資本主義の奴隷編集長
資本主義の奴隷編集長

この経済と仮想通貨をこよなく愛している労働者マンが執筆しています。

この記事を読むメリット
  • Polygon(MATIC)の将来性について知ることができる
  • レイヤー2ソリューションについて理解が進む
  • MATICトークンの仕組みについて理解できる

Polygonとは?

運営主体と創設者

Polygon(MATIC)は、2017年にサンディープ・ネイルワルを創業者として、イーサリアムをスケールする目的で開発されました。

Sandeep Nailwal

発行主体としては、当初はPolygon Technologiesというインドのソフトウェア会社でしたが、現在はMATIC財団と呼ばれる、非営利組織によって担われています。

そんなPolygon(MATIC)は、ローンチから約5年ほどで、仮想通貨の時価総額ランキング19位となるまで成長しており、多くの海外取引所で取引されています。

イーサリアムのレイヤー2ネットワーク:Polygon

Polygon(MATIC)ネットワークは、レイヤー2ソリューションの一つです。

イーサリアムでは、スケーラビリティー問題による手数料の高騰や取引処理速度の遅延が生じていました。

そこで、この問題を解決するためにcそのため、Polygonの特徴には、以下のような特徴があります。

  1. 取引処理速度が速い
  2. 取引手数料が低い

Polygonを通してイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決したことで、これらの特徴を実現しました。

Polygonとは

イーサリアムの課題を解決することを目的に開発されたレイヤー2ソリューション

また、PolygonチェーンからdApps(分散型アプリケーション)を開発することも可能です。実際に多くのdAppsがPolygon上から展開されています。

MATICトークン

当初はMATIC Networkと呼ばれていましたが、2021年2月にリブランディングされ、現在の正式名称はPolygonとなっています。

コンセンサスアルゴリズムにはProof Of Stake(プルーフオブステーク:PoS)を採用しています。PoSとは特定のトークンの保有量によって取引の承認作業を割り当てる仕組みのことです。

PoSはステーキングによって成立しており、ステーキングをすることでネットワークに貢献したとして報酬が支払われます。

また、MATICトークンはガバナンストークンとしても機能しており、Polygonの開発方針や運用の意思決定の投票権として機能します。

MATICトークン
  • ステーキングをすることで報酬を受け取ることができる
  • ガバナンストークンとして、サービスの開発の運用や方針の投票権としても利用することができる
名称Polygon(ポリゴン)
シンボルMATIC
現在の価格97.46円
時価総額785,904,910,164.73円
時価総額ランキング/。15位

Polygonによるスケーラビリティ問題を解決

元々、イーサリアムにはスケーラビリティー問題という課題がありました。

こうした問題を発生させる背景には、ブロックチェーンのトリレンマという構造がありました。特に、イーサリアムは、このブロックチェーンのトリレンマに苦しめられています。

イーサリアムが抱えるトリレンマとは、「スケーラビリティ」「セキュリティ」「分散性」の3つの事象を指しています。

スケーラビリティとは、いかに多くの処理を低コストで行えるか、というものでそのプラットフォームの性能といっても過言ではないでしょう。

イーサリアムは、現にスケーラビリティー問題を抱えているため取引処理速度が遅いことや手数料の高騰を引き起こしていました。

そのためユーザビリティーがお世辞にも高い代物ではありませんでした。その解決策として出てきたのがPolygon(MATIC)です。

3つのトリレンマ
  • 「スケーラビリティ」
  • 「セキュリティ」
  • 「分散性」

Polygonの仕組み

Polygonの特徴には、以下のような特徴があります。

  1. 取引処理速度が速い
  2. 取引手数料が低い

これらを実現するための技術についてここでは解説して行きます。

レイヤー2ソリューション

Polygonはイーサリアムのレイヤー2ソリューションと言われるブロックチェーンです。レイヤー1のブロックチェーンの課題をレイヤー2に位置するブロックチェーンで解決するのです。

そもそも、ブロックチェーン系のサービスは、主に以下の4つのレイヤーに分かれて展開されています。

ここで土台的な役割を果たしているのがイーサリアムをはじめとするイーサリアムです。しかし、レイヤー1単体だと課題が生じやすいのが現状のブロックチェーンの構造上の課題です。

そこで、レイヤー2であるPolygonがレイヤー1のイーサリアムの抱える課題を解決するのです。

そこで、レイヤー2にあるブロックチェーンがレイヤー1のチェーンの課題を解決するのです。

レイヤー2ソリューション
  • レイヤー1チェーンの構造的な課題をレイヤー2であるPolygonなどのチェーンを通して解決する
  • レイヤー2のブロックチェーンはそれだけでは存在できない

サイドチェーン技術Plasmaを採用

Polygonチェーンは、イーサリアムのPlasmaというサイドチェーン技術を利用しています。

Plasmaとは、サイドチェーン技術の一つで、親チェーンであるイーサリアムのもとの子チェーン、孫チェーンに処理を行わせることで、最終的なデータを親チェーンに保存する技術のことを指します。

Polygonは、このPlasmaに接続することでスケーラビリティー問題を解決しました。

Plasmaでは、メインのブロックチェーンである「親チェーン」に繋げることができる「子チェーン」を作り、その「子チェーン」や「孫チェーン」に処理を行わせ、最終的なデータだけを親のブロックチェーンに保存するという方法をとります。

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ただ、この手法はハッキングのリスクが高いので注意が必要です。

PoS(Proof Of Stake)を採用

Polygonは、Proof Of Stake(プルーフオブステーク:PoS)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

PoSはProof of Work(PoW)に比べて取引量を捌く効率が高いコンセンサスアルゴリズムです。

Proof of Stake(PoS)とは?
  • Proof Of Stake(プルーフオブステーク:PoS)とは、取引の承認を決定するアルゴリズムの一種です。
  • 特定の仮想通貨を所持しており、かつネットワークに参加している人(ばりデーター)に対して承認の役割を割り当てられる仕組みのことを指します。

ビットコインやマージ以前のイーサリアムは、PoW(Proof of Work)という、取引の承認を実行する計算作業が最もはやい人(ノード)に対して報酬が割り振られるアルゴリズムを採用しています。

ただPoW(Proof of Work)は大きなデータを取り扱うには不向きと言われており、取引処理速度の面ではPoS(Proof of Stake)が圧倒的に優れています。

Polygonの将来性

有名なサービスとエコシステムも利用

Polygonは、イーサリアムの抱えるスケーラビリティー問題を解決しているチェーンです。そのため、さまざまなサービスがPolygonチェーン上で展開されています。

例えば、競馬とメタバースを組み合わせたサイバーギャロップスやSandboxといったゲームが挙げられます。

そのほかには、NFTマーケットプレイスのOpenseaやSushiSwap、UniswapなどもPolygonを利用していることで有名です、

dAppsの増加、開発への積極性

現在Polygon上で行われているdAppsの開発数は、公式では19,000を超えていると言われています。

他のレイヤー2ネットワークの場合、Polkadotは3500程度、Arbitrumだと80と言われています。

こういった点で、多くのdAppsが開発されている点からも、Polygonは期待値の高いチェーンと言えるでしょう。

Polygonの価格動向

さいごに

この記事ではPolygon(MATIC)というレイヤー2ソリューションについて解説して行きました。

この記事をまとめると。Polygonとは以下のようにまとめることができます。

  • イーサリアムのスケーラビリティー問題を解決するために生まれたレイヤー2ソリューション
  • 高い処理速度と低い手数料でのサービス開発が可能になった
  • Proof Of Stakeを採用している

Polygonチェーンは今後も、成長していく有望なプロジェクトと言えます。今後もこまめな情報収集が必要と言えるでしょう。


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