書評・要約

【レビュー】NFTって何?がわかる!『NFTの教科書』をわかりやすく要約・書評

NFTの教科書 のアイキャッチ 書評・要約
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2020年頃からNFTがブームになっています。特に、投資界隈で話題になっています。

しかし、既存の仮想通貨などとは違い、資産としての活用以外に、ゲームやアートなど人間の文化的領域にも大きな変化をもたらす可能性をNFTは秘めています。

こうした背景をもとに、『NFTの教科書』についてレビュー・要約をして行きます。

『NFTの教科書』は、NFTをビジネスやブロックチェーンの観点からだけでなく、法律や会計の観点も含めて総合的に論じた書籍になります。また著者もNFTカテゴリーの最前線にいる人物になっており、現在NFT関連の情報で信用性の高い書籍となっています。

目次としては以下のようになっています。

『NFTの教科書』目次

第1章 NFTビジネスの全体像
第2章 NFTの法律と会計
第3章 NFTの未来

第1章の「NFTビジネスの全体像」では、NFTの概論、現在のNFTブームに到るまでの経緯、NFTが活用されている分野について詳細に論じられています。

第2章の「NFTの法律と会計」では、法整備の未発達なNFT分野についt、法律や会計の観点からの解説をしています。

第3章では、NFTの今後の展開について論じています。

また、経済学の本は分厚いことが非常に多いです。持ち運びが大変です…

そこで、Kindleを使ってみることをおススメします。自分も基本的に経済学の勉強はKindleでやっています。詳しくはコチラを見てみてください。

では、内容に入っていきましょう。最後まで読んでいただけると幸いです。

ざっくり要約

この記事での要約では、NFTビジネスの全体像を取り扱った部分をピックアップして解説します。もし、より詳しい内容は本書を手にとって読んでみてください。

NFTとは?

NFTというのは、Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略称です。Fungibleが代替可能とい意味です。さらにトークンは代用貨幣や引換券の意味があります。本書では意訳して、NFTとは、世界にひとつだけのデジタル資産としています。

また、この代替不可能性を可能にしているのがブロックチェーンというシステムです。

ブロックチェーンとは、仮想通貨でも使われているシステムです。分散型台帳ともいいます。従来の金融システムのように中央集権型システムではなく、分散型である点も既存のものとは違う点です。

ここでは細かいことは抜きにして、インターネット上の取引履歴が世界中の人によって見ることを可能にしたのです。

これにより、NFTの唯一性を保証したのです。

CHECK

・NFTというのは、Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略称
・NFTの特徴には代替不可能性がある
代替不可能性を可能にしているのがブロックチェーンというシステム

NFTの始まりと今

NFTのはじまり

NFTが実現するための技術は、2015年にイーサリアムによって生み出されました。

・スマートコントラクト
・ ERC-721

です。Bitcoinなどの仮想通貨にはない機能が、イーサリアムによって実現されました。その1つがスマートコントラクトです。スマートコントラクトとは取引プロセスのデジタル化・自動化による取引コスト削減を可能にするシステムのことです。

さらに、現在のNFT発行で最も使われている ERC-721という規格が同じくイーサリアムから生み出されました。

これらの2つの技術がNFTを実現したのです。

NFTブームの始まり

NFTブームの火付け役となったのが、カナダのゲーム会社DapperLabs(ダッパーラボ)が開発したCryptoKitties(クリプトキティーズ)です。NFTはゲームという形でも話題になりました。たまごっちのような育成系のゲームです。イ

ーサリアムというNFTの規格を使うことで、ユーザー同士がキャラクターを売買し、交配させることも可能でした。

クリプトキティーズ(CryptoKitties)の遊び方と感想&クロスゲームについて【Dapps特集5】 - アプリゲット

このゲームは、初期には1200万円でトレードされたキャラクターおり、NFT界における最初のバブルという事態でした。

NFTの現在

日本では2020年頃から、暗号資産の取引所やIT系企業にとどまらず、ゲーム会社や出版社などのNFT化できるコンテンツを持った企業がNFTビジネスに参入し始めました。

日本では、2021年以降に急激に注目度が上がっていることが、以下のGoogleトレンドのグラフからもわかります。

NFTキーワードの推移グラフ

2020年頃には、クリプトキティー開発元であるDapers Labsが、米プロバスケットリーグトレーディングカードゲームNBA Top Shotをリリースして大人気になりました

NBA Top Shot | Officially Licensed Digital Collectibles

国内では、企業からの投資も活性化し始めます。LINEやメルカリ、GMOインターネットグループ、楽天、mixiなどの大手IT企業が、NFT取引所事業に2021年12月段階で本格参入しています。

CHECK

・NFTはクリプトキティーなどのゲームが話題になったことでブームになった

NFTの課題

ここまで、NFTについて解説してきました。しかし、NFTにはまだまだ課題が山積の状態です。特に問題と言われているのが、

1 トランザクションのスケーリング問題
2 NTFマーケットプレイス間の互換性の問題
3 環境問題への配慮

といわています。ひとつめは、イーサリアム上での取引件数がかなり多くなってしまい、手数料が高騰してしまうという問題があります。これをトランザクションのスケーリング問題と言います。

2つ目は、NFTにおいてマーケットプレイス間での互換性がないという問題です。あるNFTマーケットプレイスで発行したNFTを他のNFTマーケプレイスで使用できない可能性があるのです。

3つ目は、環境問題です。ブロックチェーンの構築にはマイニングという作業を行う必要性があります。しかし、このマイニングという作業は多大な電力消費が必要なため、環境に対して大きな影響を及ぼしていると言われています。

これらは、現在はまだ解決されていませんんが、解決のための技術開発が活発に行われています。

CHECK

NFTの課題には以下の3つがある。現在、技術開発が活発的に進められている。
1 トランザクションのスケーリング問題
2 NTFマーケットプレイス間の互換性の問題
3 環境問題への配慮

書評・レビュー

このNFTの教科書は現在発行されているNFTに関する唯一の書籍です。

この書籍を読むと非常にNFTに対する興味関心が湧いてきます。ただ、もう少し、現在に至るまでのNFTの経緯を詳しく書いて欲しかったとも思いました。

ただ、この書籍を読むと非常にNFTの未来は明るいのではないかと思います。特に、仮想空間におけるメタバースとNFTの掛け合わせがこれまでにないものであると思いました。

なぜなら、NFTゲームには経済的なエコシステムが出来上がっているからです。

これまでにゲームにはなかった、ユーザー対ユーザーが商品を交換できるのです。ゲーム上のNFT化された素材を集めて商品を作り、他のユーザーに販売することもできるのです。ある意味これは、これまでのインターネットの特徴である、分散型の特徴を先鋭化させたものとも言えるのではないでしょうか?

今後とも、NFTに対しての動向を注視していこうと思えました。

おわりに

最後まで読んでくださりありがとうございます!

NFTの教科書について少し興味を持っていただけたでしょうか?もし興味を持っていただけると嬉しいです。

また、この本まあまあ分厚いのです。バッグとかに入れると重いです….さらに、場所も取ります。

そこで、Kindleはいかがでしょうか?とても薄くってここに何冊分ものデータを格納することもできます!

よろしければ購入の検討をしてみてはいかがでしょうか?


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