経済学の主要な概念〜インセンティブ・トレードオフ・交換・分配・情報〜

経済学

はじめに

この記事では、経済学の主要な概念について解説していきます。そもそも経済学とは

「個人、企業、政府、さらに社会にあるその他のさまざまな組織が、どのように選択し、そうした選択によって社会の資源がどのように使われるのかを研究する学問」

という学問でした。詳しくは以下の記事で書いてるので参考までにどうぞ。


こうした経済学を理解する上で、重要な単語が5つほどある。それが

・トレードオフ
・インセンティブ
・交換
・情報
・分配

になります。

それでは以下では、それぞれの単語について説明をしていきます。

トレードオフ(trade-offs)

 選択をすると必ずトレードオフ(trade-off)が伴うことになります。そのためには「希少性」という概念を理解する必要性があります。希少性とは

 ある1つのことにより多くの資源を使えば、他のものに使える資源は少なくなる

 ということです。例えば、お金という資源を将来に残す選択をすれば、美味しい思いはできないですし、りんごを選べば美味しいもの生えられても将来にお金が残らないといったようなことです。そして、こうした際に直面するものがトレードオフということになるのです。こうした

希少性に晒された際に選択しようとしたところ「どっちにしよう…」となるのがトレードオフなのです。

 下のイラストのように、りんご買うことも貯金をすることもできますが、どちらかしか選択できません。これがトレードオフなのです。

 もっと身近な例だと、昼休憩にラーメンを食べるか定食屋にするか迷ってどちらかに選択します。ラーメンを食べれば、昼休憩中に定食は食べることはできません。
 また、時間を資源とした場合も同様で、スマホゲームをする時間を増やせば勉強をする時間がすくなるといったことになります。まさに、これがトレードオフという意味なのです。

そして、資源は希少であり、トレードオフは基本的に避けることができないのです。

インセンティブ(incentives)

 続いて、インセンティブについて触れていきましょう。この単語は別名「誘因」です。これは

人々の意思決定や行動を変化させるような要因

のことです。りんごを購入するのと貯金をすることを比較した場合、お腹がすいていなければ、貯金を選ぶでしょう。それは、貯金によって将来のおお金が手に入るというインセンティブが働くからです。
 



エンジニアの給料がMBAを持つ人の給料に比べて高くなればばるほどビジネススクールで資格をとるインセンティブは低くなります。一方で、工学部の資格をとることに対するインセンティブは高まることになるでしょう。

交換


 経済学における「交換」は、前提として個人であれ組織であれ、

両者が常に利益を得られるということが前提となる。
 
 こうした自発的交換は、原始時代から行われてきた。それは肉と毛皮の交換だったかもしれないし、魚と肉の交換であるかもしれない。
 それは、現代社会でも同様である。労働力を企業に個人売り、その交換として給料をもらう。そしてそのお金を再び企業が生産した商品と交換し生活手段を確保するのです。
 

 そして、この交換が起こる場所全てが「市場」と呼ばれることになるのです。そして、近代以降、交換の形態が物々交換から貨幣へと進歩していき交換の際の利便性が大きく高まりました。こうした、近代以降の交換が発展したことで生まれた経済を「市場経済」と呼びます。
 市場に関する詳細は、以下の記事でより細かく説明しているのでよろしければ読んでみてください。

 このように交換とは、どのように資源が配分され、何が生産され、誰が何をえているのかを理解する上で重要な役割を果たすのです。

情報

 続いて、情報に関して説明していきます。

市場がどのような構造もつか、またどれだけ上手く市場が機能するかは、意思決定者がどのような情報を手に入れることができるかに決定的に依存しています。

まず、選択を行うには、必ず情報が必要になります。何も情報がない状態では、インセンティブもトレードオフという状態も存在しないことになります。そのためにどのような情報を意思決定者が手に入れるかによって選択の仕方は変わってくるのです。
 また、情報は、企業が生産するような財やサービスと同様な性格を持っている一方で、商品とは違った性格を持っていることもまた確かです。
 まず、情報が他の財と同じ点として、企業が情報を消費者に販売できる点だ。NetFlixは映画を配給会社から仕入れて、映画という情報を消費者に提供してます。
 一方で、違う点が情報は共有が自由で、また、情報は消費しても減ることがない点が、他の財と違う点です。

 こうした情報は、市場において大きな影響力を持っています。例えば商品を生産する企業と、消費者とでは、その商品に対して持っている知識に格差があるでしょう。もし、チーズを企業が腐っているという情報を隠して、食品を販売した場合、それは消費者に影響を及ぼすでしょう。
 このように、企業が情報を隠すことが常態となってしまうと、消費者にとって企業の商品を選ぶインセンティブは現象する一方でしょう。そうすることで、市場経済における資源の効率は低くなってしまうことでしょう。
 身近な例でいうと、裏側に栄養素とかを表示することが政府によって基本的に義務ずけられています。こうした情報の開示は、消費者の選択に有利に働くことになるのです。

分配

最後に分配について説明していきましょう。

市場は、生産された財・サービスが社会に、どのように分配されるのかを決定します。
 
 先にも述べましたが、市場とは交換が行っれる場所です。そこで交換ができる人のところのみに分配が行われます。結果、歴史的に見て資源がお金をたくさん持っている人のところに分配されてしまうことがあるのです。
 こうした時に政府が役割を果たします。それは例えば生活保護などによって交換ができない貧乏な人たちに分配が行われたりすることがあるのです。

 このように、基本的に市場がどのように分配されするのかを決めるのですが、場合によっては政府によって分配される先が決められることもあるのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?これまでのことをまとめると、ということになります。

・トレードオフ:資源は起床でありトレードオフは基本的に避けられない。
・インセンティブ(誘引):選択後なうさいには意思決定者はインセンティブに反応する。
・交換人々は茅ヶ崎に交換を行うことで便益を得る。そして市場経済では市場交換によって効率的な資源の利用が実現される。
・情報:市場がどのような構造もつか、またどれだけ上手く市場が機能するかは、意思決定者がどのような情報を手に入れることができるかに決定的に依存している。
・分配:市場生産された財とサービスが社会のメンバーにどのように分配されるのかを決定する

これらの概念を知ることが経済学の理解を深めることになるので押さえておきましょう。

コメント

  1. […] […]

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